奈良県で本格稼働したトマトジュース工場
近鉄不動産株式会社が奈良県吉野郡大淀町で新たにトマトジュース工場「近鉄ふぁーむ花吉野」を立ち上げ、2026年4月16日に本格的に稼働し始めました。
この工場は、原料の生産から加工、さらに販売に至るまでのプロセスを一貫して実現することを目指しており、地域の特産物を最大限に生かした商品提供を行います。
生産から販売までを一貫管理
「近鉄ふぁーむ花吉野」は、2012年から生食用トマトの栽培を開始し、2014年には自社生産のフルーツトマトを使用したトマトジュース「HANAYOSHINO」の制作を開始しました。現段階で、出荷本数は10万本を超え、消費者から高い評価を受けております。
特に、「HANAYOSHINO」はモンドセレクション2026で最高金賞を受賞するなど、その品質の高さが国際的にも認められています。小瓶170mlは2025年にも金賞を受賞しており、連続受賞の快挙を果たしました。大瓶720mlも初出品ながら最高金賞を獲得しました。
6次産業化の推進
新たな工場の設立により、トマトの生産・加工・販売の一体化が可能となります。これにより、地元の農業の振興のみならず、消費者ニーズに迅速に応える体制を整えることができます。また、この工場では加工機能も強化されており、6次産業化を進めることで、地域の発展に貢献することを目指しています。
生産者が加工、流通、販売を一貫して行うことで、より高い付加価値を生み出し、地域の経済を活性化させることが期待されています。
食品安全への取り組み
本工場では、常に安全な食品提供を行うため、HACCPに基づいた衛生管理を徹底しています。HACCPは食品の安全性を確保するための国際的な基準で、製造工程のあらゆる段階で危害要因を分析し、管理する手法です。
このように、安全性を重視したプロセスを持つことで、消費者に安心して楽しんでもらえる商品作りを行っています。
地域共創のビジョン
将来的には、この工場を活用して外部からのジュース加工を受託することも検討しています。地域の生産者と連携し、さらなる地域共創を図っていく考えです。近鉄不動産は、トマトジュース工場を通じて、地域に根ざしたビジネスを展開し、地域の皆さまとの絆を深めることを目指しています。
この新しいトマトジュース工場がどのように地域に新たな価値をもたらしていくのか、今後の展開が期待されます。