すきやきふりかけ
2013-05-17 10:30:03
50周年を迎えた「すきやき」ふりかけ 人気のヒミツを探る
50周年を迎えた「すきやき」ふりかけ
今年、丸美屋の「すきやき」ふりかけが販売開始から50周年を迎え、改めてその人気の理由と進化を紐解いてみましょう。1963年に誕生したこのふりかけは、家庭料理に新たな風を吹き込み、おかずの替わりとして多くの食卓に登場しています。
斬新な素材と家庭での楽しみ
「すきやき」ふりかけが持つ最大の魅力の一つは、主成分として使用された牛肉フレークです。放送当時、家庭で牛肉を使う機会は非常に少なかったため、まさに斬新な選択でした。
牛肉を原料にしたこのふりかけは、甘塩っぱく、クセになるその味わいで瞬く間に多くのファンを魅了しました。使用されている材料にはごまやのり、たまごなどがあり、独自の割り下が味付けにも大きく寄与しています。このユニークなアプローチは、おかずとしてのふりかけの先駆けとして、他の製品には真似できない特許技術が用いられています。
プロモーションで火が点いた人気
「すきやき」ふりかけの人気は、商品自体だけでなく、そのプロモーション戦略によるものでもあります。1963年にはSFアニメ「エイトマン」への番組提供が実施され、子どもたちのプレゼントとしてエイトマンシールを封入することで、話題を呼びました。このようなキャラクター商品としての初の試みは、他社に影響を与え、シールブームを巻き起こしました。
進化し続ける「すきやき」ふりかけ
2013年には周年を記念して、8代目となる新しいレギュラーシリーズの発表がありました。フリーズドライの牛肉そぼろを加えることで、さらに食感が良くなり、満足感が高まっています。また、期間限定で新たに加わった「すきやきソフトふりかけ」は、しっとりとした食感が特徴で、今までとはまた違った楽しみ方が提供されています。
時代に合った広告展開
この50年間、「すきやき」ふりかけは時代による変化に応じて進化してきました。1970年代から80年代には音楽宣伝バスを使った宣伝手法、最近では世代間のつながりをテーマにした広告など、多様なアプローチでファンを増やしてきました。
今や、親から子どもへと受け継がれ、さらにはその子どもたちにも愛される三世代にわたる存在として位置づけられています。
まとめ
「すきやき」ふりかけは、まずその独特の味わいによって多くの家庭に根ざし、また革新的なプロモーション戦略によっても人気を博してきました。今後も、時代のニーズに合わせた進化を続けることで、さらに多くの人々に愛され続けることでしょう。これからの展開にも目が離せません!
会社情報
- 会社名
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丸美屋食品工業株式会社
- 住所
- 東京都杉並区松庵1-15-18
- 電話番号
-
03-3332-8181