アートで彩る紀南
2021-11-18 01:34:34

紀南アートウィーク2021 開幕!多彩なアートが紀南を彩る

紀南アートウィーク2021 開幕



和歌山県紀南地域を舞台にした「紀南アートウィーク2021」が、2021年11月18日から11月28日まで開催されます。このイベントは、数々の著名アーティストによる作品展示や、地域の方々との対話を通じて、紀南地域の豊かな歴史や文化を再認識する機会を提供します。

紀南と牟婁の由来


紀南地域は、地名「牟婁」に由来し、「籠もる」「ひらく」という相反する概念の象徴とされています。常に内面を探求しながら、地域特有の文化を開放してきたこの土地は、多様性と寛容性の宝庫です。それが、黒潮が運んだ歴史的な移民文化に繋がり、商業と芸術の交差点としての役割を果たしてきました。

紀南アートウィークでは、そうした地域の歴史や文化を再発見し、現代アートを通じて新たな価値を見出そうとしています。開催中には、多彩な展示が行われ、地元のアーティストと国際的なアーティストが交流を図ります。

アートが紡ぐ地域振興


このアートウィークの目的は、地域の歴史・文化資産を次世代へと伝えることだけでなく、持続可能な文化振興を促すことにあります。現代アートを通じて地域に根ざした文化を育むことで、観光や産業経済の振興にも寄与することを目指しています。

開催概要


「紀南アートウィーク2021」の主な詳細は以下の通りです。
  • - 日時: 2021年11月18日(木)〜11月28日(日)
  • - 会場: 和歌山県紀南地域(田辺市・白浜町など複数個所)
  • - 入場料: 無料(会場により別途料金あり)
  • - 主催: 紀南アートウィーク実行委員会

タレント陣の紹介


総合プロデューサー: 藪本 雄登


和歌山県白浜町出身の藪本氏は、アート振興活動に長年携わり、アジア太平洋地域の文化研究に取り組んでいます。彼の先祖が眠る地である熊野地域をフィールドにし、地域文化とアートの融合を図っています。

アーティスティックディレクター: 宮津 大輔


宮津氏は、横浜美術大学学長兼森美術館理事を務めており、アートと経済の関係を探求する専門家です。400点以上のアートコレクションを持つ彼は、国内外で幅広く活動しています。

展示作品


アートウィーク期間中は、南紀白浜空港、川久ミュージアム、アドベンチャーワールドなど多様な会場で、国内外のアーティストによる魅力的な作品が展示されます。
特に、ホー・ツーニェンのプロジェクトや長谷川愛の作品は注目です。また、田辺駅前商店街では、地元アーティストが参加したインスタレーションも見逃せません。

関連企画


紀南アートウィークでは、地域の方々との対話イベントやシンポジウム、アートをテーマにした特別企画も多数開催されます。これを通じて、アートが地域社会にどのように根付いているのかを知る良い機会となります。

結び


「紀南アートウィーク2021」は、紀南地域の歴史的背景や文化を新たな視点で捉え直す場であり、自身の内面を探索するアートとしての側面を強調しています。このイベントを通じて、ぜひ紀南地域が持つ独自の魅力を再発見してください。詳細情報は公式サイトやSNSで確認できます。

会社情報

会社名
Artport株式会社
住所
和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2760-121
電話番号

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