近鉄バファローズの熱き歴史を振り返る
2025年10月9日、株式会社竹書房から待望の『近鉄バファローズ大全[増補改訂版]』が発売される。この書籍は、今なお多くのファンの心に留まる「猛牛軍団」の歴史にスポットを当てている。プロ野球の長い歴史の中で語り継がれてきた、「10・19決戦」など数々の名勝負を通じて、その足跡を辿ることができる。
著者の近藤隆夫氏とは?
著者の近藤隆夫氏は1967年生まれで、三重県松阪市出身。上智大学文学部在学中からスポーツ誌でのキャリアをスタートし、編集長としても活躍。その後、ジャーナリストとして広範囲に取材や執筆活動を行い、数々の著書を世に送り出してきた。スポーツに対する深い理解と情熱がこの書籍にも反映されている。
書籍の見どころ
この『近鉄バファローズ大全』は、ただの歴史書に留まらない。第1章では、1988年10月19日に起きた「ロッテvs近鉄のダブルヘッダー」など、忘れられない試合の詳細な回想が取り上げられている。OBたちの証言やインタビューも交え、当時の選手たちの思いや背景を感じることができる。
OBたちの証言
阿波野秀幸や梨田昌孝をはじめとする選手たちのインタビューは、このチームの精神的支柱や、彼らが感じた試合の重圧、成功への執念など、ファンにはたまらない貴重な情報が満載。特に「コンニャク打法」と呼ばれる打撃スタイルの背景など、普段は知ることのできないエピソードも披露されている。
歴史的な瞬間
第3章では、1979年と1980年の躍動について詳細に語られ、プレーオフでの勝利や奇跡のプレーが目白押し。気になる「ガッツマン」こと平野光泰の活躍や、最後の試合での劇的な勝利についても明らかにされている。
名監督と選手たち
さらに、本書は名将たちの戦略や、エースたちの思い出も含んでいる。西本幸雄と仰木彬、鈴木啓示や野茂英雄といった、近鉄の歴史に名を刻んだ選手たちの物語は、現代のファンにとっても新たな魅力を提供してくれる。
書誌情報
- - タイトル: 近鉄バファローズ大全[増補改訂版]
- - 著者: 近藤隆夫
- - 発売日: 2025年10月9日
- - 仕様: 四六判/336ページ+4Cグラビア4ページ
- - 予価: 2,500円+税
書籍は近鉄バファローズファンだけでなく、プロ野球愛好者にもおすすめの内容となっており、これからの野球シーズンにぴったりの読書アイテムとなること間違いなしだ。詳細は
こちらで確認できる。今この瞬間の野球熱を、近鉄バファローズの歴史と共に感じてみてはいかがだろうか。
近鉄バファローズへの思い
消滅から21年の時を経て、こうして再びバファローズの歴史が語られることは、ファンにとって非常に意義深いことだ。この書籍を通じて、近鉄バファローズの誇りや情熱がより多くの人々に伝わることを願う。