「パラサポ！ミライ」贈呈式が尼崎で開催、インクルーシブ教育の新たな一歩

スポーツ・アクティビティ用車いす「パラサポ！ミライ」贈呈式の開催

この度、日本財団パラスポーツサポートセンターから、特別なスポーツ・アクティビティ用の車いす「パラサポ！ミライ」が贈呈されることとなり、尼崎市で贈呈式が行われます。これは全国で12番目、そして兵庫県内では初めての取り組みとなります。

贈呈式は、令和7年11月26日（水）16時から17時の間、尼崎市立杭瀬小学校の1階ランチルームで開催されます。この式典には、日本財団の関係者や尼崎市の市長、教育長、そして杭瀬小学校の校長が出席し、児童たちも参加する予定です。

贈呈される「パラサポ！ミライ」は、インクルーシブ教育の理念をもとに設計されており、市内の小中学校での利用や、各種イベントでの活用が見込まれています。また、当日は市長と杭瀬小学校の代表児童がこの車いすを試乗し、その可能性を体感してもらいます。

贈呈式のプログラム

贈呈式では、以下のプログラムが予定されています。最初に贈呈者の挨拶があり、続いて受領者からの挨拶が行われます。その後、インクルーシブ運動会や「パラサポ！ミライ」に関する説明が行われ、実際の贈呈が実施されます。最後に、尼崎市長と杭瀬小学校の児童による試乗体験や懇談が行われる予定です。

今後の展開

贈呈された車いすは、各種イベントへの参加や、杭瀬小学校での特別授業など、幅広く活用されることが期待されています。教育現場での利用はもちろん、地域のイベントを通じて障がいを持つ子どもたちが活躍する姿を地域社会に伝え、理解を深める良い機会となるでしょう。

参加方法と注意点

贈呈式に参加希望の方は、会場の周囲に限られた駐車場しかないため、公共交通機関の利用や周辺のパーキングを活用することをお勧めします。

電話でのお問い合わせは、ボートレース事業部の開催運営課までお願いいたします。

日本のインクルーシブ教育を推進する重要な一歩として、この贈呈式がどれほど価値のあるものであるのか、多くの人々に知っていただきたいと考えています。私たちの社会がより良い方向へ進むための一助となることを願っています。