地域共創活動「相模大野クエスト」の実施
2025年6月7日、野村不動産株式会社は相模女子大学との共同企画による地域共創型の街づくりイベント「相模大野クエスト」を開催しました。このプログラムは、小学生とその保護者を対象に、地域の魅力を再発見するツアー形式の探検イベントです。
背景と企画の目的
このイベントは、相模原市との包括連携協定の一環として実施されました。野村不動産は、地域の活性化や『シビックプライド』の醸成を目指し、様々なエリアマネジメント活動を推進しています。この活動は、地域に住む人々が自ら街の魅力を再発見し、地域とのつながりを深めることを目的としています。
相模女子大学の学生たちがアテンド役を担い、地域への愛着を育む役割を果たしました。参加者が地域を大切に思う気持ちや、愛着の育成を促すことが狙いです。
イベントの内容
イベントは、地域の歴史や文化を探検するというミッションに基づいて行われました。参加者は、相模大野周辺の魅力的なスポットを巡りながら、情報を集めます。この特別な体験は、彼らの探求心を刺激し、地域について学ぶ機会を提供しました。
当日は晴天に恵まれ、午前の部には8組19名、午後の部には9組29名の参加者が集まりました。地図の『ミッションシート』を持ちながら、参加者は活気に満ちた様子でデジタルサイネージやローカルスポットを巡りました。
地域の声を反映
イベントに先立ち、相模女子大学の学生や地域住民、地域の小学校の児童にアンケートを実施。その結果を基に『おすすめスポットマップ』が作成され、地元の好みやニーズが反映される形となりました。このような地域密着型のアプローチは、参加者により深い理解をもたらします。
対象者の感想
参加した小学生たちからは、地域の魅力を学べたことへの感謝の声が多く聞かれました。
- - 「遠くのお寺や神社について知れて、もっと街を大切にしたいと思った。」
- - 「このイベントが楽しくて、また参加したいです。」
相模女子大学の学生たちも、子どもたちと触れ合う中で新たな発見を得たようです。参加した学生の一人は、「相模大野の魅力を伝えられたと思います」と述べました。
未来に向けた取り組み
このイベントは、2026年春から始まる相模大野エリアの本格的なエリアマネジメント活動のプレイベントとして位置付けられています。野村不動産は地域の活性化と持続可能なまちづくりを推進するため、教育機関や企業との連携を強化していく方針です。
更に、今回は相模原市南区誕生15周年を記念して行われた事業でもあります。地域との連携がしっかりと根付くことで、今後の街づくりがさらに推進されることが期待されます。
まとめ
『相模大野クエスト』は、単なるイベントにとどまらず、地域の教育機関と企業が協力し、次世代の地域貢献意識を育てる重要な取り組みです。このような活動を通じて、地域全体がより一層活性化し、「自らの街への愛着」を育むことに繋がると考えられます。今後もこのようなイベントが地域の連携をさらに強化していくことが期待されます。