LiDAR安全対策の新たな一歩！レーザー保護メガネ『LPG-GIR-2』の登場

新商品発表：LiDAR対応レーザー保護メガネ『LPG-GIR-2』

近年、LiDAR技術の進化に伴い、その活用領域は産業用途にとどまらず、自動運転やスマートインフラなど多岐にわたっています。これに伴い、LiDARシステムから発せられるレーザー光が、特に撮影カメラのイメージセンサーに深刻なダメージを与える事例も報告されています。こうした問題に対処すべく、株式会社光響は新たにLiDARレーザー波長に対応した保護メガネ『LPG-GIR-2』を発売しました。

背景と目的

当社では、LiDAR光によって撮影機材が破損したケースが相次ぎ、「クラス1であっても目の安全確保が重要」という認識が高まりました。この気づきから生まれた『LPG-GIR-2』は、LiDARシステムの開発や実験環境における目の保護ニーズに応える製品の一つです。

特徴と仕様

『LPG-GIR-2』は、800~1100 nmおよび1500~1600 nmの広帯域を高遮光率でカバーできる設計となっています。特に、LiDAR用レーザー光に対してOD5の光学濃度で効率的に減衰しつつ、作業者の視認性を確保することが可能です。これにより、長時間の作業でも安心して続けることができます。

また、作業者の目を守るだけでなく、視界を妨げないよう配慮されたデザインが特徴です。一般的な保護メガネと異なり、作業環境に合わせた機能性が兼ね備えられています。