株式会社ソラコムは、自社のIoTプラットフォーム「SORACOM」が、米国公認会計士協会(AICPA)が定めたTrustサービス規準に基づく内部統制を評価するSOC2 Type 1保証報告書を2024年6月26日に取得したことを発表しました。
この報告書は、セキュリティ、可用性、処理の完全性、機密保持、プライバシーの5つの基準のうち、ソラコムが選択したセキュリティと機密保持に関する内部統制について、第三者機関による評価結果を示すものです。
今回の取得は、SORACOMの運用における業務プロセスと内部統制環境が、適切に設計されていることを証明するものです。ソラコムは、この報告書を通して、顧客に対して高いレベルの信頼性を提供できることを示しました。
ソラコムは、今後もグローバルプラットフォームとして、より一層のセキュリティ強化に取り組んでいくと表明しています。今後、一定期間の運用状況を評価するSOC2 Type 2の報告書取得も目指すとしています。
SOC2 Type 1保証報告書の取得は、ソラコムが顧客データのセキュリティと機密保持に対して高い水準で取り組んでいることを示すものであり、顧客からの信頼獲得に大きく貢献すると期待されています。
SORACOMとは?
SORACOMは、世界180以上の国と地域でつながるIoT通信を軸に、IoTを活用するために必要なアプリケーションやデバイスなどをワンストップで提供するIoTプラットフォームです。製造、エネルギー、決済などの産業DXから、スタートアップ、農業や防災など地域社会を支える取り組みまで、幅広い分野で活用されています。