京都祇園祭の魅力をデジタルマップで楽しむ
京都市の夏の風物詩、祇園祭に向けて、株式会社Strolyと京都新聞社のコラボレーションによるイラストデジタルマップ『祇園祭絵地図』が、7月1日に公開されます。これは6年目となるプロジェクトで、祇園祭の多彩な情報をイラストで視覚的に楽しめるマップです。
祇園祭の基本情報
祇園祭は、千年以上の歴史を持つ京都の伝統的な祭りの一つです。開催期間は毎年7月1日から31日まで、八坂神社を中心に行われます。特に17日と24日には山鉾巡行があり、地域の人々や観光客が参加して熱気に包まれます。祇園囃子の音色が響く中、祭りは色鮮やかに展開され、京の街はお祭り一色に染まります。
『祇園祭絵地図』の内容
このデジタルマップは、単に地図として機能するだけでなく、祇園祭の各山鉾についての情報や、由来、歴史などを詳細に紹介しています。地図上でそれぞれのスポットが視覚的に示されており、イラストレーターのもりゆかさんによって特徴的なキャラクターたちが描かれています。彼女の作品は、軽やかなタッチで「鳥獣戯画」を彷彿とさせ、観る者を楽しませます。
さらに、地図はGPS機能と連携しており、自分の位置がリアルタイムでわかるため、山鉾巡りにとても役立ちます。また、英語や韓国語なども対応しているため、海外からの観光客にも便利なサービスです。今年は加えて、各スポットに関連するYoutube動画やパノラマ画像も追加され、さらに充実した内容になっています。
もりゆかさんのプロフィール
このマップのイラストを描いたもりゆかさんは、京都在住の実力派イラストレーターです。彼女は雑誌や絵本、壁画など幅広い媒体で作品を制作しており、和の風合いを大切にしたイラストが特徴です。彼女の作品は、見る人の心をつかむ魅力があります。
多様な作品歴
- - 京都市立芸術大学大学院修士課程 日本画専攻卒業
- - これまでにStrolyと多数のコラボレーションプロジェクトを進行
- - 受賞歴もあり、2012年には白泉社MOE絵本大賞の佳作を受賞
まとめ
『祇園祭絵地図』は、ただのナビゲーションツールに留まらず、京の文化や歴史に触れ、人々が臨場感ある祭りを楽しむための存在です。ぜひ、デジタルマップを活用して祇園祭を最大限に楽しんでください。
詳しい情報はマップの公式URLをチェックして、夏の京都を楽しんでみましょう!