新たな金融ソリューション
2025-02-28 15:05:45

企業と自然を結びつける新たな金融ソリューションの協業が始動

企業と自然を結ぶ新たな一歩



最近、みずほリース株式会社と株式会社グリーンエルムが、企業と自然の関係を深化させるための基本合意を締結しました。この協業は、環境に配慮した新たな金融ソリューションを開発し、「ネイチャーポジティブ」を実現することを目指しています。

ネイチャーポジティブとは?


「ネイチャーポジティブ」は、生物多様性の回復とともに持続可能な社会を実現するための新しい概念で、2021年のG7サミットをきっかけに広まった考え方です。これは、自然とのバランスを保ちながら企業活動を行うことが求められる中、多くの企業がその重要性を認識するようになりました。また、2023年9月には、TNFD(自然関連財務情報開示に関するタスクフォース)が企業のリスク管理と情報開示に関する最終案を発表しました。

協業の目的と内容


今回の協業において、両社は「森づくり」と「金融」を融合させ、企業と自然との新しい関係性を構築することを目指します。グリーンエルムが展開する自然循環型の天然林プロジェクトは、林学博士によるデータに基づき、地域ごとに適した天然林を作ることが特徴です。このプロジェクトは、森林が持つ多面的機能を最大限に引き出すことができ、環境への影響を最小限に抑えるとともに、地域経済に寄与することでしょう。

さらに、みずほリースが長年培ってきた金融ノウハウを生かして、企業が自然に関わることを容易にする新しいサービスを開発します。このプロジェクトは「Natural Forest as a Service」として位置付けられ、企業が自然から得る価値を長期的に享受できる手助けを行います。

みずほリースとグリーンエルムのビジョン


みずほリースの取り組み


みずほリースは「サステナブルな社会のクリエイター」を目指し、金融の枠を超えた価値共創を目指しています。リース事業を通じて、顧客と長期的な関係を構築し、持続可能な取り組みを支援していく方針です。

グリーンエルムの役割


一方、グリーンエルムは日本の在来植物を利用し、30年以上にわたり多様な森づくりを行ってきました。地域の環境に適した林を育てることで、地球環境問題へのアプローチを強化しています。そのため、自然と経済を見直す必要があるという考え方が共有されています。

未来への展望


この協業によって、みずほリースとグリーンエルムは企業と自然との新しい関係を築き、持続可能な社会や経済の実現に向けた重要な一歩を踏み出します。自然と調和した企業活動が増加すれば、持続可能性がますます重要視される未来が見えてくるでしょう。企業が責任ある行動をとることが、新たな価値を創出し、結果的に社会全体の幸福に寄与することを期待しています。

連絡先情報


みずほリース株式会社


  • - 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目2-6
  • - 経営企画部
  • - TEL:03-5253-6540
  • - イノベーション共創部
  • - TEL:03-5253-6663

株式会社グリーンエルム


  • - 〒879-1505 大分県速見郡日出町大字川崎字辻の下3125
  • - 東京支社:東京都千代田区丸の内3丁目3-1 新東京ビル4階
  • - 担当:里山ZERO BASE事業部磯野
  • - E-mail:[email protected]


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会社情報

会社名
みずほリース株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-2-6
電話番号
03-5253-6511

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