ファミリーネット・ジャパンの新しい特許取得について
株式会社ファミリーネット・ジャパンは、ホームIoTサービス「rimoco+」に新たに搭載された「退去検知」機能について特許を取得したことを明らかにしました。この特許は、株式会社Crossdoorとの共同出願により、2024年11月11日に正式に取得されることとなりました。特許番号は7586447号です。
退去検知機能の重要性
これまでのホームIoTサービスには、入居者が退去する際に利用停止手続きを怠ると、引き続きIoT機器やサービスへアクセスできるリスクが潜んでいました。この問題は、居住者の入れ替わりを正確に検知することが重要であり、ホームIoTサービスが抱える共通の課題となっています。こうした背景から、退去検知機能の開発は急務とされていました。
機能の仕組み
新たに導入された退去検知機能は、居住者の退去時にお部屋に設置されたホームIoTコントローラへの電力供給状況を利用して、退去を検知するものです。具体的には、一定期間、給電が途絶えた場合にシステムが自動で退去の可能性を判断します。さらに、このシステムは居住者に退去確認の通知を送信することで、確実な退去判定を行います。
このように、自動的な判定と居住者への通知が連動することで、ホームIoTサービスが抱えるリスクを大幅に軽減し、安全で信頼性の高いサービス提供が実現されます。入居者の安心感も向上することで、より良い居住環境が整います。
rimoco+の進化
「rimoco+」は2009年にサービスを開始以来、常に時代のニーズを反映させるべく、スマートスピーカーによる音声操作やGPS機能など、様々な機能を追加して進化を続けてきました。今回の退去検知機能の導入もその一環であり、これにより利用者の安全性がさらに向上しました。
今後も株式会社ファミリーネット・ジャパンは、さらなる利便性と安全性の向上を目指し、生活をより豊かにする新たなサービスの創出に力を入れていく予定です。
特許の詳細
- - 発明の名称:退去確認システム
- - 特許番号:特許第7586447号
- - 登録日:2024年11月11日
- - 特許権者:株式会社ファミリーネット・ジャパン、株式会社Crossdoor
現在、特許を取得したこの退去検知機能は、「rimoco+」の特設ページで紹介されています。最新のIoT技術に基づく安全で安心な暮らしを実現するための新たな一歩として、注目されることでしょう。
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