富士見市で新教育実践
2021-11-04 17:08:16
地域と連携した新しい学びづくりが富士見市でスタート
富士見市における新たな教育の実践
埼玉県富士見市立水谷小学校では、2021年度から地域との連携による新しい学びのスタイルに取り組んでいます。教育支援事業を行う株式会社weclipがこのプロジェクトを支援し、地域社会との結びつきを強めることを目指しています。more>
新しい学びへの試み
富士見市立水谷小学校では、「総合的な学習の時間(水谷博士タイム)」を設け、異年齢のグループを形成しています。3年生から6年生が一緒になり、協働して探究的な学びを進めることで、子どもたちのコミュニケーション能力や創造力を育てています。
この取り組みの背後には、教育の内容を再構築し、新しい価値を見出すことを目指す「unlearn」の概念があります。水谷小学校は、地域社会との深い関わりこそがより良い教育を生むと考え、外部の専門家であるweclipとの協力を決定しました。
weclipの役割
株式会社weclipは、以下の支援を行っています:
1. 総合的な学習の時間における授業設計
2. 地域企業や店舗との交渉
3. 講演授業に必要な人材の斡旋
weclipのメンバーは、各業界の専門家として経験を活かし、与えられた教育の枠組みを広げています。彼らのビジネスの観点からのアプローチが、水谷小学校における新しい授業の形を作り出しています。
地域との連携の重要性
今回の取り組みでは、地域企業の協力を得ることで、より多様な経験を子どもたちに提供しようとしています。例えば、2021年11月には「しあわせパン工房KoMugi」とのコラボレーションによるレシピ開発の意見交換会を行う予定です。
KoMugiの代表星野健史さんも、このプロジェクトに大きな期待を寄せており、子どもたちの柔軟な発想を地域の未来に生かすことができると語っています。
水谷小学校について
水谷小学校は明治22年に開校し、教育理念として「自由に生きていく力を育む」を掲げています。校長の大畠仁氏のもと、教育方針は「かしこく」「やさしく」「たくましく」と定められ、子どもたちの健全な成長が重視されています。
weclipのビジョン
weclipは「協育」を通じて学校、家庭、地域、企業が連携した教育文化を築くことを目指しています。子どもたちの未来を豊かにするために、共同で成長できる環境を整えることが重要だと考えています。教育に携わる全ての人々の意見交換が活発に行われ、各地域において新しい教育の時代が到来しつつあります。
まとめ
新しい学びづくりは、地域とのつながりを深めることがカギとなります。富士見市立水谷小学校と株式会社weclipの連携によるプロジェクトは、今後の教育の在り方を考える上で重要な一歩です。何よりも、子どもたちが自ら考え、成長する機会が増えることで、地域全体が活性化することが期待されています。
会社情報
- 会社名
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株式会社weclip
- 住所
- 埼玉県川越市宮元町30-52
- 電話番号
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