松江を豊かにする提案
2021-12-26 12:06:07

東京の高校生が松江で提案した新しい地域活性化プランとは

高校生による松江活性化プランの提案



松江の魅力を引き出す探究学習が、東京の駒場学園高等学校で実施されました。185人の学生たちが集まり、「松江を豊かにする」というテーマで、地域振興に関するプレゼンテーション大会が開かれました。

この取り組みは2021年12月20日に行われ、松江市観光振興に関わるさまざまな方が審査員として参加。松江市長の上定昭仁氏も特別審査員として名を連ね、各チームの提案を見守りました。特に学生たちは、SDGs(持続可能な開発目標)や社会課題に焦点を当てて、観光活性化策を考えていきました。

プレゼンテーションの内容



大会では、「松江市観光PR」と「玉造温泉活性化」の二つのプロジェクトが提案されました。各プロジェクトには33チームが参加し、予選を通過した5チームが決勝で競いました。

「松江市観光PR」プロジェクトでは、インスタグラムの活用による若者向けの観光PRの有効性が強調され、「松江グラマ―を増やそう」と題された提案が優勝を果たしました。このチームは、若い世代にアピールする工夫や、SNS映えするスポットの創出を具体的に考案しました。

一方、「玉造温泉活性化」プロジェクトでは、家族連れをターゲットにしたキャンプ場整備のアイデアが光りました。竹林地帯を活かしたサステナブルなキャンプ用品の提案が評価され、こちらのチームも優勝を獲得しました。

地元の協力による実施



この探究型プログラムは、松江観光協会など地域の協力により実現しました。授業やフィールドワークにおいて地元の人々からの直接的なフィードバックもあり、学生たちが地域の実情を学ぶ貴重な機会となりました。優勝したアイディアは、今後松江市の観光施策に組み込まれる予定です。このように、地域の人々の意見を取り入れた学びは、学生たちにとって大きな成長の場となりました。

学校側のコメント



駒場学園高等学校の教務部長は、「実際に現地を訪れて肌で感じた経験と、事前学習に基づく情報を元にした探究が実を結んだ」と、このプログラムの意義を強調しました。また、松江市長も学生たちの提案に感銘を受け、「松江がさらなる進化を遂げるための指針として採用し、多くの学生に再度訪れてもらえたら嬉しい」と期待を寄せました。

今後も探究学習が地域づくりに貢献することを期待しましょう。松江と駒場学園高等学校のコラボレーションは、他の地域でも模範となる取り組みになることが期待されます。これからも、学生たちの新しい視点が地域活性化に寄与することを願っています。

会社情報

会社名
株式会社TOKYO EDUCATION LAB
住所
東京都港区麻布十番二丁目20番7号BIRTHAZABU-JUBAN
電話番号
080-7248-8889

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