UPSの北関東サービス強化
世界的なロジスティクス企業UPSが、北関東地域においてサービスを大幅に強化しました。この強化により、茨城県、栃木県、群馬県を含む32の都市で、製造業をはじめとする中小企業や越境ECのニーズに応える姿勢を示しています。
交通網の整備と経済成長
近年、北関東地域では交通網の整備が進み、自動車や電気機械、科学機械といった製造業の進出が目立ちます。これに伴い、企業は効率的なロジスティクスサービスを必要としており、UPSはこのニーズに応えるため、サービス強化に踏み切りました。新たなサービス提供によって、製造業が繁忙期でも遅れなく物流を行えるよう支援していきます。
サービス強化エリアの詳細
- - 茨城県: 稲敷市、牛久市、古河市、下妻市、常総市、筑西市、つくば市、つくばみらい市、土浦市、取手市、坂東市、守谷市、結城市、龍ケ崎市、阿見町
- - 栃木県: 足利市、宇都宮市、小山市、鹿沼市、佐野市、栃木市、真岡市
- - 群馬県: 伊勢崎市、太田市、桐生市、高崎市、館林市、前橋市、邑楽郡邑楽町、邑楽郡大泉町、邑楽郡千代田町、邑楽郡明和町
このように多様な地域において、UPSは効果的なサービスを展開し、地域の発展に寄与することを目指しています。
代表取締役社長のコメント
UPSジャパンの代表取締役社長、西原哲夫氏は、「2020年には西日本でのサービス強化を行い、昨年は関西から深圳への直行便を導入しました。このような過去の取り組みを経て、今回の北関東への進出は非常に重要です。特に、製造業の貨物を取り込み、急成長している越境ECに対しても営業展開を強化していく考えです」と述べています。
さらに西原社長は、「当社のスマート・グローバル・ロジスティクス・ネットワークを通じて、日本の企業と国際的な市場をつなぐことで、サプライチェーンの最適化を図る新たな手法を提供することができる」と述べ、今後の展望について期待を寄せています。
UPSについて
UPSは1907年に創業し、現在では国際物流のリーダーとして、世界220以上の国や地域で様々なサービスを提供しています。小口貨物からフレート輸送、在庫管理や流通加工といった包括的なロジスティクスサービスを展開し、2021年度の売上高は973億ドルに上ります。また、企業のミッションとして「大切なものをお届けすることで未来につなぐ」という理念を掲げ、社員1人1人が「お客様第一」「人材主導」「イノベーション重視」の戦略に基づき業務に従事しています。環境への配慮や地域社会への貢献も忘れず、多様性、公平性、包摂性を大切にしています。
詳しい情報については、UPS公式サイトをチェックしてみてください。