北九州市は、門司赤煉瓦プレイス内にある門司麦酒煉瓦館の新しい活用方法を募集する公募型プロポーザルを実施することを発表しました。
開館から約20年が経過し、周辺環境や社会情勢の変化に伴い、施設の存在意義を見直す必要性が高まっています。
そこで、民間事業者のノウハウを最大限に活かし、地域の魅力を高める施設として再生させることを目指しています。
今回の募集では、門司麦酒煉瓦館と駐車場をセットで貸し出し、地域の活性化につながる新たな活用方法を提案する事業者を募集します。
門司麦酒煉瓦館は、国の登録有形文化財であり、美しい街並みを形成する重要な要素となっています。
そのため、歴史的建造物との調和を重視し、地域住民との連携による一体的な魅力向上につながる運営が求められます。
募集要項は、北九州市ホームページに掲載されており、応募を希望する事業者は、事業者説明会への参加が必須となります。
事業者説明会は令和6年7月12日(金)に門司麦酒煉瓦館内の交流室で開催されます。
審査は有識者で構成される検討会が行い、運営事業者としての適性、事業の実現性と継続性、地域社会への貢献度、賃料などを総合的に評価します。
北九州市は、この公募を通じて、門司麦酒煉瓦館を地域活性化の拠点となる施設へと再生させたいと考えています。