受賞プロジェクト特集
2020-10-07 15:00:02
スティーブアスタリスクが手掛けたプロジェクトがグッドデザイン賞受賞
スティーブアスタリスクがグッドデザイン賞を受賞
株式会社スティーブアスタリスク(以下、スティーブアスタリスク)が関与した二つのプロジェクトが、名誉あるグッドデザイン賞を受賞しました。受賞したプロジェクトは、ライフスタイルブランド「studio CLIP」から生まれたサステナブル活動「FUNSUS」と、プレイドが提供するCXプラットフォーム「KARTE」の5周年を記念して制作された絵本『A:DAY ある1日の物語』です。これらの受賞を機に、スティーブアスタリスクはさらなるクリエイティブディレクションの推進に努めていく所存です。
FUNSUS(ファンサス)/studio CLIP
概要
FUNSUSは、「studio CLIP」が提案するサステナブルな日常を楽しむための活動です。FSC®森林認証のショッピングバッグや、環境に配慮した素材を使った服、さらには地域のパン屋とコラボした「ごとうちクリップ」など、多岐にわたるプロジェクトが展開されています。日々の楽しみを重視しながら、持続可能なライフスタイルを提案することで、顧客の笑顔を広げることを目指しています。
開発への思い
スティーブアスタリスクが手掛ける「studio CLIP」は、特に30代から40代の女性に向けて、生活の中で少し特別な瞬間を楽しむライフスタイルを提案しています。企業のサステナブル活動が「義務感」として捉えられがちなのに対し、同ブランドは日常の中で喜びや楽しさを見出すことに焦点を当てています。「明日も楽しい一日でありますように」という思いを、FUNSUSのロゴマークにも反映させており、自分自身だけでなく、周囲の人々や動物たちとのつながりを表現しています。
絵本『A:DAY ある1日の物語』/プレイド
概要
この絵本は、株式会社プレイドのCXプラットフォーム「KARTE」が5周年を迎えたことを記念して制作されました。KARTEの理念に従って、多様なデータを「人」として理解し、一人ひとりに寄り添う体験を提供することを目指しています。ブックレット版とデジタル版の両方が展開され、100人の登場人物がそれぞれ異なる物語を持っています。
開発への思い
KARTEは、顧客の行動をリアルタイムで解析し、それに応じたコミュニケーションを可能にするプラットフォームです。『A:DAY』においては、数字として扱われることが多い顧客データを「人」として捉え、その個々の物語に光を当てることを意図しています。この絵本は、一見何気ない日常の出来事が、実はそれぞれの背景や気持ちを持つ個々の人により意味を持つことを伝えています。
受賞の評価
審査委員からは、FUNSUSとA:DAYがそれぞれ持つ優しさや楽しさが高く評価されています。特に、無理のない形でのサステナブルな表現が際立ち、消費者だけでなくその周辺への影響を考慮した取り組みが継続的な活動につながることを期待されています。
まとめ
今回の受賞は、スティーブアスタリスクのブランディングおよび商品開発に対する姿勢を再確認する機会となりました。これからも、さまざまな企業と共に新たな価値を生み出し、社会の中でのデザインの力を発揮していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社スティーブアスタリスク
- 住所
- 東京都中央区銀座7丁目3-6銀座髙木ビル 8F
- 電話番号
-
03-6804-2168