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山北のお峰入り記念公演のご案内

神奈川県山北町にて、2023年10月8日（日）に「山北のお峰入り」のユネスコ無形文化遺産登録を祝う記念公演が開催されます。本公演は、山北町立川村小学校のグラウンドで行われ、地元の伝統的な民俗芸能が披露される特別なイベントです。

お峰入りの歴史と文化的意義

「山北のお峰入り」は、山北町共和地区に古くから伝わる民俗芸能であり、その歴史は南北朝時代に遡ります。伝承によれば、宗良親王が河村城に難を逃れた際に始まったとのこと。この芸能は、修験道の儀礼が演技化されたものとされています。演技には笛や太鼓などが用いられ、万葉の時代の風情を残しています。

本芸能における演技は、8種類11演目から構成され、80名の男性が天狗や獅子、おかめ、山伏など多様な役割を演じます。特に、歌や踊りは口伝えで伝承されており、江戸時代1863年の公演記録も残っています。このような背景から、「山北のお峰入り」は地域社会の結束や文化の保存に寄与してきました。

公演の詳細

記念公演の開始時間は9:50で、開場は08:00からです。セレモニーが9:10に行われ、約80名の出演者による迫力ある演技が観客を魅了します。観覧は有料の椅子席やシート席があり、立ち見席は無料で観ることができますが、いずれも事前にチケットの取得が必要です。チケットは10月6日までオンラインで販売されており、種類によって価格が異なります。詳細は公式サイトを確認してください。

雨天時の対応

天候が悪化した場合は、山北町立生涯学習センターの多目的ホールにて公演を3回に分けて開催します。この際、立ち見席チケットを申し込んだ人々にはパブリックビューイングの機会も提供されます。ご購入いただいたチケットの内容によって、参加時間が調整されるため、事前にお知らせが届くことでしょう。

アクセス

イベント会場へは、JR御殿場線の山北駅から徒歩約15分でアクセス可能です。また、バスを利用する際は「岸入口」バス停が近いですが、歩行に危険が伴うため、山北駅での降車を推奨します。

この記念公演は、地域の文化を尊重し、保存するための大切なイベントです。ぜひこの機会に山北のお峰入りに触れ、文化の伝承に貢献する一員となりましょう。

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