誰もが使いやすいWebサイトを!「ユニウェブ」がフェニシスと協業開始
株式会社Kivaが提供するウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」は、Webサイト構築・運用、システム開発などを手掛ける株式会社フェニシスと協業を開始しました。
この協業は、2024年4月1日から施行された障害者差別解消法に基づき、企業におけるウェブアクセシビリティ導入を促進することを目的としています。障害者差別解消法により、企業は合理的配慮の提供が義務化されました。
しかし、ウェブアクセシビリティはまだまだ浸透しておらず、総務省の調査によると、インターネットを利用する企業の99.7%のうち、ウェブアクセシビリティに関するJIS規格を満たしている企業はわずか4.6%にとどまっています。
こうした状況を踏まえ、Kivaとフェニシスは、企業のウェブアクセシビリティ導入を推進することで、誰もが使いやすいWebサイト構築を目指します。
「ユニウェブ」導入のメリット
「ユニウェブ」導入によって、企業は以下のようなメリットを得られます。
顧客満足度向上: 高齢者や障害者など、すべてのユーザーがWebサイト上の情報を正しく理解できるようになり、ユーザビリティと顧客満足度が向上します。
企業としての安心、信頼獲得: ウェブアクセシビリティに配慮したWebサイトを制作することで、企業イメージの向上に繋がり、信頼できるブランドとしての価値を高めます。
ウェブアクセシビリティとは?
ウェブアクセシビリティとは、高齢者や障害者など、心身の機能に制約のある人でも、年齢や身体的条件に関わらず、Webで提供されている情報にアクセスし、利用できる状態を指します。
これは、障害者だけの特別な対応ではなく、誰でも障害者と同様の状況になりうることを考慮したものです。一時的な怪我や病気、加齢による変化など、様々な要因によって、誰もがWebサイトを利用しにくくなる可能性があります。
「ユニウェブ」の特徴
「ユニウェブ」は、すべてのウェブサービスにコード一行を追加するだけで、導入当日からウェブアクセシビリティ機能をサポートするツールです。
音声読み上げやコントラスト変更など、様々な機能を提供することで、視覚に障害がある人、怪我をして一時的に手が使えなくなった人など、様々な状況にいるユーザーが、正しい情報を理解できる状態を目指しています。
フェニシスについて
フェニシスは、ゲーム、アニメ、特撮、おもちゃなどのプロモーションサイトやキャンペーンサイトを中心に、企画から運用までWebに関わるあらゆるソリューションを提供する企業です。
エンターテインメント系有力企業を多数クライアントに持ち、『太鼓の達人』など、数々のメジャータイトルの制作実績を誇ります。Webサイト制作に加え、データセンター、システム開発なども自社で手掛けることで、企業活動に必要なITソリューションサービスをワンストップで提供できることが強みです。
協業を通して実現する未来
Kivaとフェニシスは、今回の協業を通して、より多くの企業がウェブアクセシビリティに取り組み、誰もが使いやすいWebサイトを構築できる社会の実現を目指していきます。