FutureRays、ビービージーシーの全株式を取得し新たな成長を目指す

ICTコンサルティングの分野で注目を集めるFutureRays株式会社が、ビービージーシーの全株式を取得したとのニュースが発表されました。この株式取得は2024年12月27日に完了し、両社のシナジー効果が期待されています。

ビービージーシーの特徴

ビービージーシーは、主にSAP BASIS技術サービスやシステム導入、インフラ構築を得意としています。社員がエンジニアであり、かつコンサルタントとしてのスキルを兼ね備えている点が最大の特徴です。これにより、顧客の要望に対して技術的な提案ができるだけでなく、ビジネス英語にも堪能なため国際的なクライアントともスムーズにコミュニケーションが取れます。ビービージーシーの主な顧客には大手コンサルティングファームや大手システムインテグレーターが名を連ねています。彼らは常に最新の技術を駆使して、エンドユーザーの課題解決に真剣に取り組んでおり、その姿勢が評価されています。

今後の成長戦略

FutureRaysは、ビービージーシーを傘下に持つことで、さらにICTコンサルティング事業を拡大する計画です。既存のサービスに加え、新たにSAP関連のサービスやDX（デジタルトランスフォーメーション）、AIを活用したソリューションの提供を目指すとしています。この取り組みは、今後さらなる競争力をもたらすことでしょう。

また、ビービージーシーは社名を「FutureRays Consulting株式会社」に変更する予定です。この変更は、FutureRaysグループの一員として新たなスタートを切る象徴でもあります。新しい社名により、グループ全体のブランド力が強化され、更なる発展が期待されています。

FutureRaysは、顧客基盤の拡充や、案件獲得能力、そしてプロジェクト遂行能力を活かしたシナジーの創出に力を入れると述べています。これにより、より高品質のサービスを提供し続けることで、業界内での地位を一層固めていくでしょう。

会社概要

FutureRays株式会社は、大阪府大阪市に本社を構え、代表取締役社長を中井崇幸氏が務めています。資本金は1,000万円で、ICTコンサルティングサービスを中心に事業を展開しており、自社のウェブサイトも開設しています（FutureRaysの公式サイト）。

この度の株式取得は、ICT業界に新たな風を吹き込む出来事です。FutureRaysとビービージーシーの組み合わせがどのような成果をもたらすのか、今後の展開に注目が集まります。

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