大阪・関西万博が織りなす新たなアート体験
2025年に開催される大阪・関西万博では、注目のワークショップが用意されています。その名も「松葉葺きワークショップ」。この取り組みは、万博のポップアップステージ西で行われ、参加者が手作業で松葉を使って屋根を葺き替えていくというものです。
ワークショップの実施概要
本ワークショップは、2025年7月7日(月)に開催され、参加者は万博会場への入場パスが発行されます。参加費は大人が3000円、中高生が1750円、小学生が750円という設定となっています。人数が多い場合には抽選が行われますので、申し込みは早めが肝心です。
主催は株式会社三井嶺建築設計事務所で、施工協力は株式会社安井杢工務店。このコラボレーションによって、数多の人々参加可能なこのイベントが実現します。
みんなで作り上げるステージ
松葉葺きは、ただの装飾ではありません。それは、万博の場を作り上げる重要な要素なのです。参加者は、単なる見学者ではなく、実際に手を動かし、自分の思いを込めながら制作に加わります。このような参与のスタイルが、万博の場を「自分ごと」として捉えるきっかけを与えてくれるのです。
昨年11月23日には、ボランティアの協力でステージのシンボルとなる松の丸太が人力で立てられ、初めてその姿を現しました。
新しい建築の在り方
大阪・関西万博では、若手建築家たちがその才能を発揮しています。その中で、松葉葺きワークショップは、彼らのデザインを直接体験できる貴重な機会です。参与者たちが手を加えることで、新たな視点から建築というものを考え直すことができるのです。
このワークショップが目指すのは、建物自体が主役ではなく、人々が自然に集まる場を作り出すというシンプルな理念です。開放的でありながら、記憶にも残るような屋根が、万博のステージを彩ります。
参加者の声
参加した皆さんは、何とも言えない達成感と共に、特別な瞬間が生まれたことを実感するでしょう。共に作り上げる仲間たちとの絆も深まり、「自分が作った場所」という感覚が強烈な印象をもたらすのです。
若手建築家のインスピレーションを感じる今回のワークショップにどうぞご期待ください。参加者が一体となって手作業で作り上げる空間は、万博の真髄を感じさせます。すべての方々の参加をお待ちしています!