契約業務を変革する「ConPass」の最新機能
東京都港区に本社を置く株式会社日本パープルが提供する契約管理DX「ConPass(コンパス)」は、この度、AIによる抽出精度の向上を実現しました。具体的には、AIの抽出精度は98%に達し、さらには新たな抽出項目も追加されました。これにより、契約業務の効率化がさらに進むことが期待されています。
新たに導入された抽出基盤によって、これまでに手動で行っていた抽出項目のチェックや補正作業が大幅に削減されることが見込まれています。特に、契約書を管理する際のデジタル化が進む中で、この精度向上は業界における大きな進展と言えるでしょう。
新しく追加された機能と特徴
「ConPass」の最大の特徴の一つは、契約書本文の体裁をそのまま保持できることです。AIが契約文のテキストデータをHTML形式に変換することにより、原文のフォーマットが崩れることなく表示されるため、契約内容の視認性が大きく向上しました。これによって、契約書の確認や承認プロセスがスムーズになるでしょう。
抽出項目の範囲拡大
さらに、AIによる自動抽出対象項目も9項目から拡大され、新たに「裁判所名」や「関連契約日」、「金額」、「反社条項の有無」などが含まれるようになりました。この項目追加は、契約書によって異なる情報を必要とする場合でも対応可能にし、より幅広いニーズにお応えする形となります。
高セキュリティなインフラと学習モデル
「ConPass」は、その提供するサービスの安全性も重視しています。高セキュリティなインフラ環境のもとで運営されており、複数の最新のLLM(大規模言語モデル)を組み合わせて使用しています。契約書は様々な種類が存在し、18種類に及ぶ契約書に対し、それぞれ最適な結果を導き出せるよう設計されています。これにより、高精度な抽出と項目の拡充が実現されています。
オフラインでも利便性を提供
「ConPass」では、クラウドサービスの提供に加え、紙の契約書のデータ化や原本の保管などのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスも提供しています。これにより、企業の契約管理業務がより一層効率化され、ペーパーレス化の流れも促進されます。
契約のデジタル化が進んでいる現代において、「ConPass」は企業のパートナーとして欠かせない存在となることでしょう。契約管理の新たな時代を切り開くこのサービスに今後も注目です。
お問い合わせについて
「ConPass」に関する詳細は、公式サイト
こちら をご覧ください。