DCON2025:第6回全国高等専門学校ディープラーニングコンテストの二次審査結果
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)や全国高等専門学校連合会が主催する「全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2025(DCON2025)」の二次審査結果が発表されました。このコンテストは、高専生たちが「ものづくり」と「ディープラーニング」の技術を組み合わせて社会課題の解決に挑む場であり、今年は過去最多の42高専から95チーム・111作品がエントリーしました。
二次審査通過のチーム
26の高専に所属する31チームが、二次審査を突破しました。この審査においては、スタートアップ企業のCEOや現役起業家がメンターとして審査を行い、審査を通過したチームは多岐にわたるテーマで事業プランを提案しています。
特に注目されたのは、地域の社会問題に寄り添った新規性の高いアイデアで、たとえばタンパク質危機、海洋プラスチック問題、逆走事故の防止、人手不足解消、VRエンターテイメントの支援策などが挙げられます。
コンテストの意義
DCONは高専生にとって、技術を活用した事業創出の機会を提供します。過去には出場後に実際に事業化に成功したチームもおり、高専生の潜在能力を引き出す貴重なプラットフォームです。地域社会のニーズにマッチしたアイデアが育まれる場として、人生のキャリアを築く一歩を踏み出すきっかけになっています。
今後のスケジュール
二次審査を突破したチームは、今後もメンターからの指導を受けながら、事業プランをさらにブラッシュアップし、本選へ向けた準備を進めることになります。2月21日には本選進出チームが発表され、その後、5月の本選では最終プレゼンテーションが行われます。
本選はヒカリエホールで開催され、プレゼンテーション審査の模様は公式YouTubeでもライブ配信される予定です。
参加チームの紹介
以下のチームが二次審査を通過しました:
- - 苫小牧工業高等専門学校:Team moromen / WaistThrough361
- - 八戸工業高等専門学校:ホワイトアウト / AIデンティファイ
- - 一関工業高等専門学校:Innodroid / Flexi-fit / sakAI Innovation
- - 仙台高等専門学校広瀬キャンパス:Morinomiyako Oral Wellness / Properio AI
- - 茨城工業高等専門学校:明日のDCON楽しみだね
- - 群馬工業高等専門学校:合成音声研究会Dチーム
- - 富山高等専門学校:Wider / Smart Care AI
- - 沼津工業高等専門学校:GrowNext / Ticket Talkers
- - 豊田工業高等専門学校:早坂・大畑Lab. / Ribura Inc.
- - 鳥羽商船高等専門学校:ezaki-lab / Shiraishi_lab
- - 舞鶴工業高等専門学校:アサヒナアマタ / bogosort
- - 呉工業高等専門学校:Perfect fit
- - 阿南工業高等専門学校:スダチます
- - 沖縄工業高等専門学校:沖縄マリンレジャーレスキュー隊 / GeoMuonu / ゆがふぁーむ
- - 大島商船高等専門学校:海洋ごみ対策LAB
公式情報
このコンテストの詳細については、公式WebサイトやSNSでも随時アップデートが行われます。興味のある方はぜひ訪れてみてください。
公式Webサイトはこちら
DCON公式X(旧Twitter)
DCON公式Facebook
日時が近づいてきたコンテスト。本選でのチームのさらなる成長を期待しています。