ジャパネットとMSCの提携
2025-03-27 13:22:10

ジャパネットツーリズムがMSCクルーズと業務提携を開始

ジャパネットツーリズムとMSCクルーズ、5年の提携を締結



株式会社ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)傘下のジャパネットツーリズムが、スイスのMSCクルーズと業務提携契約を結び、今後5年間にわたって日本国内におけるクルーズ需要の拡大を図ることとなった。この提携により、ジャパネットは「ジャパネットクルーズ」を通じて、クルーズの魅力をより多くの日本の方々に伝えることを目指している。

クルーズの普及へ向けた施策



ジャパネットツーリズムは、テレビやラジオ、インターネットなど多様なチャネルを通じて、クルーズ観光の魅力を発信している。「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2023」で国土交通大臣賞を受賞したことからも、その取り組みの効果が認められている。2018年から運航を開始した日本一周ツアーでは、延べ106,275人の乗客を迎え、その多くが初めてのクルーズ体験を楽しんでいる。

ジャパネットは、船内での顧客アンケートを基にサービスを改善し続け、総合満足度97.7%を達成している。この成功は、コロナ禍の影響を受けている中での乗船者数の増加へと繋がっている。

フライ&クルーズツアーの開始



新たな提携契約により、ジャパネットツーリズムはMSCの大型客船を利用したフライ&クルーズツアーの販売が本格化する。2024年10月には、地中海で運航する「MSCワールドエウローパ」を利用したツアーを発表する予定で、予約開始から1週間で販売枠が完売するなど、高い人気を誇っている。

フライ&クルーズツアーは、航空機での移動とクルーズを組み合わせた新しい形態の旅行であり、特に日本人旅行者にとって利便性が向上する。これにより、日本のお客様は、手軽に地中海を楽しむ機会を得ることができる。

地元クラブへの支援も



さらに、MSCクルーズは、ジャパネットグループが運営するプロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」のトップパートナーとしても活動を継続することとなり、地域活性化にも貢献する旨が期待されている。これにより、地元経済の発展にも寄与することが見込まれている。

未来への展望



ジャパネットツーリズムとMSCクルーズの提携は、クルーズ市場の拡大をさらに加速させるものと考えられており、今後の展開が大いに期待される。両社は、2026年から2030年まで続くこの提携を通じて、日本のクルーズ旅行の認知度を高め、より多くの人々にクルーズの魅力を伝えていく意向を示している。

このように、ジャパネットツーリズムとMSCクルーズは、共同で質の高いクルーズ体験を提供することで、日本の旅行市場に新たな風を吹き込み続けるだろう。


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会社情報

会社名
株式会社 ジャパネットホールディングス
住所
長崎県佐世保市日宇町2781
電話番号

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