専門学校HALとサイバーエージェントが連携した特別講義
2025年11月4日、専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)は株式会社サイバーエージェントと連携し、特別講義を実施しました。講師として登壇したのは、HALの卒業生である大洞祥太氏、松田空氏、大井翔太朗氏の3名です。彼らはそれぞれ異なるバックグラウンドを持ち、現在はサイバーエージェントで活躍しています。講義のテーマは、「HAL卒業生が本音で話す ゲーム開発・制作に活きる学生時代の過ごし方」です。
卒業生からのリアルなアドバイス
大井祥太氏は「チーム制作は実務の疑似体験」とし、成功するための3つのポイントを挙げました。「挑戦」「コミュニケーション」「俯瞰」のそれぞれの重要さを強調し、どのようにHALでのチーム制作を生かして成長できるかを伝えました。大井氏は、実務に近い環境での経験が学生にとっての成長のカギであると力説しました。
続いて、松田空氏が発表。彼は自身が在学中から積極的にコンテストに参加し、「WHO’S NEXT」などで受賞した経験を語りました。多くの挑戦を通じて、業界での市場価値を向上させるための戦略を立て、他者に自分を見つけてもらうための発信の大切さを力説しました。
大洞氏は、目標設定の重要性について話し、自分の芯を確かなものにし、ライバルを理解すること、さらには学校の資源を最大限に活かすことを提案しました。「HALで仲間とともに制作し、その環境をうまく活用することが重要だ」と語る大洞氏。その経験談は、後輩たちにとって非常に響くものでした。
質疑応答セッションの盛況
講義の終盤には、東京・大阪・名古屋の各地から集まった学生たちから140件以上の質問が寄せられました。登壇者たちは、現場での経験に基づいた具体的な答えを提供することで、学生たちの期待に応えました。「リアルな視点」に基づく彼らのアドバイスは、多くの学生にとって心強い励みとなったことでしょう。
教育協力のさらなる強化
HALは、これまでに多くの卒業生がサイバーエージェントに就職し、実際の開発現場で活躍しています。産学連携の重要性を強調する中で、両者は今後も教育の質を高めるための連携を推進していく方針です。この特別講義は、その新たな一歩を印象づけるものでした。
登壇者プロフィール
- - 大洞 祥太氏: 株式会社アプリボットの執行役員CDO。
- - 松田 空氏: 株式会社アプリボットの3DCGクリエイター。
- - 大井 翔太朗氏: 株式会社QualiArtsの3D背景デザイナー。
HALは業界において即戦力となる人材育成を目指し、産学連携に取り組んでいます。オープンキャンパスも定期的に行われているため、興味のある方はぜひ参加してみてください。希望者就職率100%を誇るHALで、新たな一歩を踏み出してはいかがでしょうか。