2025年大阪・関西万博でクィーンズランド州が教育とビジネスの橋渡しを推進

クィーンズランド州が大阪万博で教育・ビジネス推進



2025年に開催される大阪・関西万博において、オーストラリアのクィーンズランド州が国際教育とビジネスの重要性を訴求する場として参加します。この万博では、州が誇る教育システムの魅力や革新的な研究といったテーマがフィーチャーされ、その成果を世界中に示すことを目指しています。

クィーンズランド州のロズ・ベイツ大臣が率いる代表団は、国際教育・職業訓練および研究の分野におけるリーダーたちとともに、日本を訪問することで、戦略的なビジネスチャンスを追求しています。特に、「クィーンズランド州対日貿易・投資戦略2025-2028」を実現するための初歩的な取り組みとして、今回の訪日が行われています。

この戦略に基づき、クィーンズランド州の最大のサービス産業である国際教育と職業訓練(IET)が重要な役割を果たします。2024年には68億5000万ドルに達すると見込まれるIET業界は、州内の約3万人の雇用を支えており、その影響力は無視できません。現在、州内には300社以上のIET登録事業者が存在し、教育を受ける人々に充実した学びの場を提供しています。

代表団は、国際教育における新たなパートナーシップを推進し、学生交流や共同研究の機会を確保するための努力をしています。特に、「Study Queensland」ブランドを国際的に広めることに焦点を当て、日本市場における存在感をさらに高めようとしています。ベイツ大臣は、国際教育を通じて、クィーンズランド州が信頼される経済パートナーとしての地位を強化することを目指しています。

クィーンズランド州は、万博のオーストラリア館で盛大なクィーンズランド・レセプションを主催し、日本の教育界のリーダーや卒業生たちとネットワークの構築を図ります。この機会を通じて、州の教育機関の特徴を示し、自らの強みをアピールしていくことで、さらなる交流を促進する狙いがあります。

また、ベイツ大臣の今回の訪日が、インド、韓国、中国、香港、シンガポールを含む貿易ミッションの一環であることも注目されます。これは、クィーンズランド州がアジアにおける教育投資の中心地として注目を集めている証でもあります。

さらに、2024年には160カ国からの留学生が15万7000人以上がクィーンズランド州で学んでおり、国際教育が州の経済にとって不可欠な柱となっています。ベイツ大臣は、「クィーンズランド州は教育とビジネスの両方において、国際的なリーダーシップを持っており、将来のニーズに応える力を備えています。今後も、留学生や国内外の研究者を惹きつける体制を整えています」と述べています。

このようにクィーンズランド州が進める国際教育の強化は、地域経済の発展にも寄与するだけでなく、国際社会における存在感を高めるためにも重要な施策となります。2025年大阪・関西万博は、その一環として大きな役割を果たすことが期待されており、多くの人々がこの巨大なイベントを通じて新たな可能性を見出していくことでしょう。

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