i-PRO佐賀工場の操業が始まり、メイドインジャパンの誇りを世界に発信

i-PRO佐賀工場が正式に操業開始

2023年10月1日、i-PRO株式会社の新しい拠点である佐賀工場が正式に操業を開始しました。この日、鳥栖市の向門市長と佐賀県の川原課長を迎え、オープニングセレモニーが盛大に開催されました。新たな生産の幕開けを祝い、約140名の従業員が一堂に会し、日本の高品質な製品を世界に送り出す誓いを立てました。

工場の背景と特徴

今年4月には、パナソニックコネクトの佐賀工場が閉鎖され、i-PROがその全資産を引き継ぎました。佐賀工場は株式会社の中核工場として位置づけられており、約300種のセキュリティカメラの製製造を行います。2025年度の生産目標は月に約14,000台、2028年度にはその数を倍増する計画です。これにより、グローバルな供給体制が強化され、更なる製品の品質向上に寄与することを目指しています。

初出荷と今後の展望

セレモニーに続いて、初出荷式が行われ、セキュリティカメラ製品400台が米国行きの初便として送り出されました。i-PROのChief Manufacturing Officerである山口圭三氏は、「我々の誇りである高品質な製品を作り上げ、高性能な工場を目指す」と強く述べました。新たなグローバル供給体制の構築に意気込みを見せ、社員全員が一丸となって取り組む姿勢を示しました。