佐伯市の新スイーツ「いりこっと」魚×チョコレートの挑戦

魚とスイーツの異色コラボ「いりこっと」が誕生

大分県佐伯市で、革新的なスイーツ「いりこっと」が登場しました。これは、地元のカタクチイワシをチョコレートで包んだ一品で、地域の水産業を活性化させる新たな試みとして注目されています。

佐伯市の水産業の現状

佐伯市は、日本有数の水産業が盛んな地域です。多くの水産加工会社が集まり、地元で取れた新鮮な魚を用いた加工品が多数製造されています。しかし、近年、魚価の高騰や受注の減少が続き、経営難に直面する企業が増加しています。このような厳しい状況を打破するために、佐伯市の水産業界は新たな戦略を模索してきました。

持続可能な社会への取り組み

佐伯市は、持続可能な循環型共生社会「オーガニックシティ」を目指しています。しかし、持続可能な社会を築くためには、そこで働く商売人が経営の見直しを図らなければなりません。そんな中で生まれた「いりこっと」は、魚とチョコレートを融合させた新たな形のスイーツなのです。

魚の形を越えたスイーツ

「いりこっと」は、ただ魚の形をしたチョコレートとは異なります。実際のカタクチイワシを使用し、その上にチョコレートとローストしたアーモンドをトッピング。この組み合わせは、阿部雄太氏が手掛けたコーヒーシロップに浸け込むことで実現しました。これにより、魚の風味とチョコレートの甘さが絶妙にマッチします。

バレンタインにぴったり

この画期的なスイーツは、バレンタインデーに合わせて発売される予定です。チョコレート好きはもちろん、魚を愛する方々へもおすすめの一品となっています。特に、家族や友人へのギフトにぴったりです。

水産業界に新風を

「いりこっと」という商品名は、魚（いりこ）とスイーツ(スイート)を組み合わせたものです。このアイディアは、佐伯市の水産業界に新たな風を吹き込むだけでなく、魚食を普及させる働きにも一役買うと考えています。また、今後は「魚ウィーツ」を名乗り、専門店の展開も視野に入れるとしています。

販売情報と今後の展望

「いりこっと」の発売日は2月3日で、内容量は25g。価格は佐伯市内取扱店舗で500円（税込）、公式オンラインショップでは540円（税込）で販売されます。佐伯市内の「道の駅かまえ」や「さいき海の市場」などで購入可能です。

地域の水産業を支えるこのスイーツは、ぜひ皆さんにも楽しんでいただきたい逸品です。興味を持たれた方は、公式オンラインショップやSNSを通じて情報をゲットしてください！

増野善雄商店公式オンラインショップ
魚ウィーツ公式Instagram