水中フォトコンテスト
2023-04-20 09:30:01
第1回日本水中フォトコンテストで輝く受賞作品の詳細
2023年4月8日、東京・池袋で開催された「マリンダイビングフェア2023」の特設ステージにおいて、第1回「日本水中フォトコンテスト」の授賞式が盛大に行われました。このフォトコンテストは、水中撮影を楽しむことを目的に、日本の水中写真家たちがその技術を高め、作品を発表する新たな場としてスタートしました。
このコンテストは2022年11月1日に応募受け付けを開始し、2023年1月10日までに2,512点の作品が集まりました。参加者は総勢461名に及び、審査は著名な水中写真家6名によって行われました。選ばれたのは、全25点の優れた作品。この中から見事にグランプリを受賞したのは、吾川真之氏の「求愛」であり、この作品は彼の技巧と創造力を見事に表現しています。
吾川さんには、賞金50万円に加え、トロフィーや記念品も授与されました。彼の作品は、観る者に深い感動を与えるもので、自然の美しさと神秘的な瞬間を捉えたものです。準グランプリには高谷英雄さんの「タコクラゲの楽園 〜陸と海〜」が選ばれ、こちらには賞金10万円が贈られました。この作品は、タコクラゲの幻想的な姿を陸と海という二つの異なる視点から捉えたものです。
また、審査員たちがそれぞれ選んだ賞も発表され、多彩な作品が名を連ねました。中村征夫賞には犬飼啓介氏の「軽石とザトウクジラ」、高砂淳二賞には國本真琳氏の「Pacific Giant Octopus」、鍵井靖章賞には中野駿介氏の「Radiance」が選ばれ、それぞれ独自の視点で水中の魅力を伝えています。その他の各賞もそれぞれに受賞作品があり、その詳細は日本水中フォトコンテスト公式サイトで見ることができます。
今回受賞した作品は、2023年4月11日発売の「DIVING TOUR 2023」の特別付録や、写真専門誌「CAPA」の5月号、さらには「フォトコンテスト」の6月号でも紹介される予定です。これらの媒体を通じて、多くの人々がこれらの美しい作品と出会うことができるでしょう。
さらに、すでに第2回の開催も発表されています。グランプリ賞金は初回と同じく50万円で、応募期間は2023年11月1日から2024年1月10日まで。発表は2024年4月が予定されています。新たに加わる審査員には阿部秀樹氏や中村卓哉氏などが名を連ね、引き続き高砂淳二氏が審査委員長を務めます。
フォトグラファーの皆さんには、ぜひ第2回の準備を始め、再びこの素晴らしい舞台での受賞を目指していただきたいと思います。水中の美を追求する皆様の挑戦を期待しています。詳細は公式サイトで確認してください。
会社情報
- 会社名
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日本水中フォトコンテスト実行委員会
- 住所
- 東京都豊島区南長崎5-29-7
- 電話番号
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