舞台芸術学科 初代学科長の名作「更地」が戻ってくる!
约23年ぶりに、舞台芸術学科の初代学科長である太田省吾の名作「更地」が京都芸術劇場のstudio21で卒業制作公演として上演されることが発表されました。これは学生たちにとって学びの集大成であり、一世代にわたる舞台芸術への情熱を概ね体現した作品となっています。
卒業制作公演の詳細
この卒業制作公演は、2024年12月7日(土)と8日(日)に行われ、開催時間はそれぞれ12:30・17:00(7日)および11:00・15:00(8日)です。公演は約100分間の上演時間を予定し、会場は京都芸術大学の倉庫であるstudio21です。一般の入場料は1,500円で、大学生や専門学生は1,000円、高校生以下は500円という非常にお手頃な価格設定です。
公演に先立ち、12月6日(金)の15:30からはゲネプロが予定されており、取材を希望するメディア関係者はどのようにアクセスすればよいかが示されています。取材希望者は、指定されたメールアドレスに必要情報を明記して申し込むことが求められています。
学生たちのメッセージ
舞台芸術学科15期の学生たちは、大学生活と新型コロナウイルスの影響を同時に経験しました。「コロナ禍後を再構築する公演」というテーマで、彼らが掲げるビジョンには、過去の出来事を振り返りながら新たな価値を見出そうとする姿勢が見えます。
演出とキャスト
公演は、保井岳太氏の演出によるもので、出演者には中島優佳と保井岳太がおり、様々な役割を担っています。また、舞台監督や照明、音響などのスタッフも全て学生によって協力し合い、作品を完成させるための技術と労力が注がれています。
「更地」の舞台背景
作品「更地」は、私たちの心の中にあるさまざまな感情や記憶を表現するものです。この作品を通して、観客は自分自身の経験や感情と向き合うことができるでしょう。初老の夫婦による記憶の旅を描く中で、私たちの生活や歴史がどのように絡み合っているのかを、観客は問いかけられることになります。おそらく、私たちの生活の一部を象徴する場面が描かれることでしょう。
京都芸術大学の舞台芸術学科について
京都芸術大学の舞台芸術学科は、演技・演出コースと舞台デザインコースの2つのコースが設けられており、実践的な学習を重視して学生たちをプロフェッショナルへと育てています。卒業制作公演は、学生たちがこれまで学んできたことを体現し、社会へその成果を発信する貴重な機会です。彼らの努力と情熱を感じることで、観客は新たな視点を得ることができます。
この機会を通じて、演劇や舞台芸術に対する理解を深め、次世代のアーティストたちの成長を応援していきましょう。公演の成功を祈ります!