富士急行とPlan・Do・Seeが富士山エリアのラグジュアリービジネスで提携

富士急行とPlan・Do・Seeがタッグを組む

富士山は、日本を代表する観光地であり、その美しさと自然の恵みは多くの人々に愛されています。このたび、富士急行株式会社と株式会社Plan・Do・See（PDS）が連携協定を締結し、富士山エリアにおけるラグジュアリービジネスの発展を目指します。

連携協定の概要

連携の目的は、富士山周辺の観光資源や交通インフラを活用して、上質で洗練された体験を提供するラグジュアリービジネスを推進することです。富士急行は、富士山エリアでの観光や運輸、不動産事業を長年展開しており、地域の特性に精通しています。一方、PDSも「日本のおもてなしを世界中の人々へ」というミッションのもと、国内外で数々のホテルやレストランを展開しています。

この協力により、それぞれのノウハウを活かした高付加価値施設の開発が進められ、訪日外国人や富裕層など、さまざまな世代のニーズに応える新たな魅力を生み出すことを目指します。

重点エリア「山中湖」での取り組み

富士山エリアの中でも特に美しい景観を持つ山中湖周辺では、宿泊、レジャー、飲食などを融合させたラグジュアリーリゾートが計画されています。観光の中心地であるこの地域において、富士急行が提供するアセットを利用し、贅沢で魅力的な空間を創出します。

このプロジェクトは、単に観光地の整備にとどまらず、地域全体の価値を高めることに寄与するでしょう。地域の観光産業の活性化にもつながり、訪れる人々にとって忘れられない体験を提供します。

遊休地の活用

富士北麓および南麓地域には、未活用の遊休土地が多く存在しています。この土地を活かしたリゾート開発が、新たな観光資源としての価値を見出す鍵となるでしょう。これにより、地域の魅力アップと共に、持続可能な観光環境を整備し、次世代に引き継ぐことが可能になります。

全国規模での取り組み

将来的には、山中湖エリアで得た知見を基に、日本全国のリゾート地の再生に向けた支援も視野に入れています。このプロジェクトは、日本の多様な魅力を世界に発信し、観光産業のさらなる発展に貢献することを目的としています。

Plan・Do・Seeについて

PDSは1993年に設立され、日本国内外でホテル、レストラン、バンケットを運営している企業です。代表作には、京都市の「丸福樓」や東京青山の「THE AOYAMA GRAND HOTEL」、神戸市の「ORIENTAL HOTEL」などがあります。彼らのビジョンは、地域の特色を活かし、その土地ならではの魅力を最大限に引き出し、多くの方々に愛される場所を創造することです。