心温まるたきび祭前夜祭、巽聖歌と金子みすゞの不思議な関係
たきび祭前夜祭イベントで心温まるひととき
日野市旭が丘で毎年開催される「たきび祭」は、童謡詩人である巽聖歌の業績を称え、地域の人々に親しまれています。特に注目を集めるのが、祭りの前夜に行なわれる前夜祭です。このイベントでは、巽聖歌の生涯やその作品に焦点を当てたお話しや朗読、歌のプログラムが用意されており、参加者はより深く詩人の世界を体験できます。
前夜祭の見どころ
今年の前夜祭では、日本の童謡詩人金子みすゞが取り上げられます。金子みすゞは昭和5年に未発表のまま早逝しましたが、その作品はしっかりと記憶され、愛され続けてきました。特に、昭和57年に発見された作品ノートは、彼女の詩がいかに多くの人々に影響を与えていたかを示す重要な資料となっています。みすゞと巽聖歌は、当時の童謡雑誌でその作品が同時に掲載されることがあったそうで、今回の講座ではその魅力や深いつながりについても探っていきます。
様々なプログラム
様々なプログラムが用意されている前夜祭は、午後3時から5時30分までの2時間にわたって行われます。お話し、朗読、そして歌を楽しむ時間が設けられ、巽聖歌が選んだ金子みすゞの作品や、巽聖歌自身の作品の朗読が行われます。また、実際に「たきび」と呼ばれる童謡も一緒に聴くことができ、会場は和やかな雰囲気に包まれることでしょう。
参加方法
この特別なイベントには先着で40名が参加可能で、余裕があれば当日の参加も受け付けられます。参加を希望する方は、日野市郷土資料館(℡042-592-0981)へお電話で申し込みましょう。
燈籠点灯イベントとキャンドルサービス
講座が終了後には、旭が丘小学校の生徒が作成した燈籠に火を灯す儀式も行われます。この燈籠点灯では、実際に童謡「たきび」をみんなで歌い上げます。詩碑前でのキャンドルサービスは、毎年多くの人々が楽しみに参加するお馴染みのイベントとなっています。
心温まるこのイベントが、多くの人々に愛される理由がここにあります。皆さんもぜひ、日時を確認の上、仲間とともにこの素晴らしい夜を過ごしませんか?
会社情報
- 会社名
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日野市役所
- 住所
- 東京都日野市神明1-12-1
- 電話番号
-
042-585-1111