ENSOUチャットボットとMicrosoft SharePointの強力な連携
株式会社Digeonは、企業向けの生成AIチャットボット「ENSOUチャットボット」に新たにMicrosoft SharePointとの連携機能を追加したことを発表しました。この新機能は、特に社内ドキュメントの管理において、企業の業務効率化を大きく進めるものです。
更新の手間を自動化する新機能
ENSOUチャットボットがもたらす最大の利点は、SharePoint上に存在する文書に直接アクセスできる点です。これまではドキュメントの更新時に手動でアップロードを行う必要があり、その負担が業務運用の効率を下げていました。しかし、新機能により、AIは常に最新の社内情報をリアルタイムで参照できるようになります。
加えて、情報更新のタイムラグにより、古いデータが参照されるリスクが軽減されるため、正確な情報を迅速に取得できるのが魅力です。これにより、ナレッジの運用自動化が実現し、業務の生産性が向上します。
安全性を確保するための権限管理
この機能は、共有された情報の安全性を確保するために、SharePointの権限管理機能を活用します。ENSOUチャットボットは自動的に閲覧権限を引き継ぎ、各部署やチームに適した情報へのアクセスを提供します。これにより、セキュリティリスクが軽減され、安全に業務を進めることができます。
効率的な情報参照を実現
ENSOUチャットボットは、独自のRetrieval-Augmented Generation(RAG)技術を駆使し、SharePoint上の情報を動的に検索・参照します。AIが自ら最新情報に基づいて回答することで、ユーザーは迅速かつ正確に情報を得ることが可能となります。さらに、AIが回答する際の出所も明確に示すため、信頼性を高めることができます。
Digeonが提供するサポート体制
Digeonは、AIの導入から定着に至るまでの支援を一貫して行っています。自社のDXパートナー事業で培った知見をもとに、企業文化としてAIを根付かせるためのサポートを提供しています。単なるツールの導入ではなく、組織全体での活用に向けた戦略的な視点が求められています。
フレキシブルなカスタマイズ機能
ENSOUチャットボットは、企業のニーズに応じて高いカスタマイズ性を持つことも大きな特徴です。提供されるテンプレートから業務に適した形式を選択し、運用開始後もサポートチームが効果的な運用を支援します。これにより、企業特有の作業フローや業務構造に応じた最適な活用が実現します。
EFISMS認証とセキュアなデータ運用
ENSOUチャットボットは、ISMS認証を取得し、安心して導入が可能です。通信内容が全て暗号化され、外部からのアクセス制御が強固であるため、特に情報の機密性が求められる環境でも安心して利用できます。この点でも、上場企業や官公庁、更には自治体まで幅広く対応する体制を整えています。
まとめ
DigeonのENSOUチャットボットがMicrosoft SharePointと連携することで、情報更新の壁を乗り越え、業務効率化に大きな一歩を踏み出しました。安全かつ迅速に社内知識を活用できるこの新機能が、企業内での生成AI活用をどう進化させるのか、今後が非常に楽しみです。興味のある企業は、ぜひお問い合わせください。