超縦書 for Mac
2015-09-16 09:30:02

新しい日本語組版技術「超縦書 for Mac」公式リリース

新たな電子書籍ビューア「超縦書 for Mac」正式登場



ビヨンドパースペクティブ・ソリューションズ株式会社(BPS)が、新たにEPUB3準拠のリフロービューア「超縦書 for Mac」を発表しました。このリリースは、特に日本語組版に特化した技術を有し、従来の電子書籍ビューアにはなかった精度で日本語の縦書きを再現します。

「超縦書 for Mac」は、DMM.com提供の「DMMブックス」とも連携し、そのビューアエンジンとして採用されることが決まりました。これにより、DMMブックスのユーザーは、より洗練された日本語コンテンツを体験できるようになります。DMM.comは、電子書籍の配信プラットフォームとして日本全国で広く利用されているため、この連携も非常に期待されています。

セミナー「電子出版ビューア最前線」での披露



この「超縦書 for Mac」は、2015年10月14日(水)に開催されるセミナー「電子出版ビューア最前線」において、具体的な運用法や電子出版に関する最新技術が紹介される予定です。このセミナーは、一般社団法人日本電子出版協会(JEPA)が主催し、業界に関心を持つ多くの人々が集まる場となります。

セミナーの魅力



セミナーでは、Vivliostyle株式会社と共に最新の縦書き技術についても講演が行われます。EPUB3が策定されてから4年が経過し、電子出版を取り巻く環境は進化してきましたが、特に日本語の場合、その表現力には課題が残されています。このセミナーでは、ビブリオスタイルが開発したCSS組版システム「Vivliostyle.js」についても触れられるでしょう。これにより、電子書籍だけでなくWebページや紙の本に至るまで、同一のソースから多様な形式を作成できる技術が紹介されます。

組版技術の革新



さらに、BPSの取締役榊原寛氏が「超縦書」の組版技術に関する詳細な情報を提供します。EPUB/EDUPUB/DPUB/アクセシビリティといった電子書籍関連技術の今後の方向性とそのビジネス展開についても解説される予定です。このように、セミナーは単なる製品発表の場ではなく、業界全体のトレンドを俯瞰する貴重な機会です。

参加者の得られるもの



参加費はJEPA会員にとっては無料、非会員は3,000円となり、関心のある方は事前申し込みが必要です。これからの電子出版市場において、「超縦書 for Mac」を通じてどのように日本語組版が進化していくのか、その可能性を肌で感じることができるでしょう。

ビヨンドパースペクティブ・ソリューションズのビジョン



ビヨンドパースペクティブ・ソリューションズは、2007年に設立されて以来、電子書籍ビューアの開発やWeb開発を通じて日本国内での日本語表現の充実を図っています。最近では、World Wide Web Consortium(W3C)への加盟など、国際的な標準化にも貢献し続けています。

公式ウェブサイトでは「超縦書」の詳細情報が公開されていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

会社情報

会社名
ビヨンド・パースペクティブ・ソリューションズ株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-20-7コンシェリア西新宿TOWER'S WEST 2F
電話番号
03-6279-4320

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