熊本県芦北町におけるDX推進リーダー育成研修の取り組み

熊本県芦北町におけるDX推進リーダー育成研修

合同会社DMM.comは、地方創生プロジェクトの一環として、熊本県芦北町において職員向けのデジタル人材育成研修を実施します。このプログラムは、8月6日から始まり、全3ヶ月にわたって行われる予定で、芦北町の幅広い部署から選ばれた職員が参加します。

研修の背景

芦北町では、町民の利便性を高めるため、継続的にデジタル化を進めています。その一環として、職員の能力向上を図る「DX推進リーダー」育成研修を実施しています。これにより、地域活性化や業務効率化といった、新たな価値の創造を目指しています。2022年から始まったこの研修は、今年で第4回目を迎えます。

研修プログラムの特徴

「DX推進リーダー研修」は、DMMが培った豊富な教育支援の経験を基にしたプログラムです。この研修は、総務省が推奨するDXの中核人材を養成することを最重要視しています。具体的には、約10〜12時間のオンラインテキスト学習と、8時間の実地ワークショップを組み合わせた構成となっています。

テキスト学習では、DXに関する基礎知識を学ぶことができ、その後、ワークショップを通じて町固有の課題を特定し、解決策を立案します。このプログラムには、現代の自治体に欠かせない技術である生成AIに関する最新の情報も含まれており、実践的な学びを提供しています。

熊本県芦北町とは

芦北町は、熊本県南部に位置し、約15,000人の住民が住む地域です。この町は、温暖な気候の元、デコポンや甘夏の生産地として知られています。また、芦北町はDX推進方針に基づき、住民の利便性の向上と業務の効率化に取り組んでいます。地域産業が抱える課題に対して、デジタル技術を用いて改善策を見出すことを目指しています。