三菱ふそう中国地区販売株式会社が業務開始
2025年2月3日、三菱ふそう中国地区販売株式会社が正式に業務を開始しました。新会社は、両備ホールディングス株式会社と株式会社両備ファイナンス、そして三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)が共同で立ち上げたものです。この新たな挑戦により、中国地方四県(広島、山口、鳥取、島根)での販売・サービス体制を強化します。
新会社設立の背景
これまでの地域販売はMFTBCが担っていましたが、両備グループとのパートナーシップを経て、新会社として事業を統合することとなりました。この連携により、経営体質の強化を図り、地域密着型のきめ細やかなサービス提供を目指します。両備グループは1962年から岡山県内でふそう車両の販売・サービスを行っており、その安定した運営を評価され、今回の設立に至ったのです。
会社概要
- - 社名: 三菱ふそう中国地区販売株式会社
- - 本社所在地: 広島県安芸郡坂町北新地1丁目4番79号
- - 設立: 2024年7月9日
- - 事業開始日: 2025年2月3日
- - 資本金: 1億円
- - 従業員数: 537人
新会社は、広島、山口、鳥取、島根の各県を対象としたトラック、バス、産業用エンジンの販売と整備を行い、各種部品や部用品の販売も手がけます。
経営理念とビジョン
代表取締役社長の石田尚行氏は、地域ナンバーワンの大型車ディーラーを目指し、「忠恕」という経営理念を掲げています。地元の皆様に愛され、信頼される企業を目指し、販売エリアに7つの支店と13の整備工場を展開し、安全性の高い三菱ふそう製品を地域に提供します。社員にとって「働きやすい職場」を、顧客にとって「魅力ある店舗」を実現することを目指し、地域から信頼される企業として成長していきます。
拠点の詳細
新会社は広島県に7つの支店を持ち、山口県には8つ、鳥取県と島根県にもそれぞれ2つと3つの拠点があります。これにより、広範な地域にわたり、充実したサービスを展開することが可能になります。
今後の展望
地域密着型の経営を推進し、購入後のアフターサービスにも力を入れていくとしています。安全性の高い製品を提供することはもちろん、顧客満足度を高め、地域経済の活性化にも寄与していく意向です。両備グループの長い歴史を活かし、新会社は地域と共に成長し続ける企業として注目されています。
新たに設立された三菱ふそう中国地区販売株式会社は、地域に根ざした企業として、今後の活躍が期待されます。