食品ロス削減に向けた新たな取り組み
現在、日本では年間522万トンもの食品が廃棄されていますが、その半分は家庭からのものです。この深刻な食品ロス問題に対処するため、塩事業センターが新しいレシピを公開しました。家庭で簡単にできる料理を通じて、食品ロスの削減に寄与しようとする取り組みです。
家庭での食品ロス削減レシピの公開
塩事業センターは「食品ロス削減レシピ」として、春にぴったりの手軽に作れる料理を紹介しています。公開された第一弾のレシピには、以下の料理が含まれています。
- - 塩バターキャラメル
- - 食パンアレンジ
- - 塩キャベツ焼き
特に「塩バターキャラメル」は、公式YouTubeチャンネルでのレシピ動画も公開されており、実際の調理過程を視覚で楽しむことができます。
なぜ食品ロスは問題なのか
国連の持続可能な開発目標(SDGs)では、食品ロスの削減が重要な課題として挙げられています。これにより、目指すべき目標の一つとして「2030年までに食料廃棄を半減させる」ことが掲げられています。家庭から生じる食品ロスを軽減することで、持続可能な社会を実現するための一歩を踏み出せるのです。
塩を活用したレシピの特徴
塩事業センターでは、冷蔵庫に常備されている食材を使い、調理しやすいレシピを提案しています。これにより、お子様でも食べやすく、無理なく食品ロスを減らせる工夫がされています。また、食材を丸ごと使い切るための調理法や味付けのアイデアも豊富です。
家庭での日常的な料理を見直し、無駄を減らす良い機会ともなるでしょう。
次なるレシピの展開
今後も塩事業センターでは、食品ロス削減に向けたレシピを順次公開していく予定です。第二弾として、6月には「串焼き」「ラタトゥイユ」「塩もみきゅうり」「タコライス」など、さらに多彩なレシピが楽しめるようになります。動画も一緒にチェックすることができるので、料理が苦手な方でも安心して挑戦できること間違いなしです。
詳細なレシピは公式サイトの
こちらをご覧ください。また、公式YouTubeチャンネルには様々な料理動画が掲載されているので、ぜひアクセスしてみてください。
公益財団法人塩事業センターの概要
塩事業センターは、国民の健康維持を目的に、塩に関する研究開発を行っています。その活動は、生活用塩の供給や減塩レシピなど、多岐にわたります。所在地は東京都品川区で、電話やFAXでのお問い合わせも受けております。関心のある方はぜひ公式サイトを訪ねてみてください。