長坂真護展の魅力
2025-10-15 13:11:41

2025年に金津創作の森で開催される長坂真護展の魅力とは

2025年、金津創作の森での長坂真護展「Still A BLACK STAR」



福井県あわら市の金津創作の森美術館で、現代美術家・長坂真護による特別展「Still A BLACK STAR」が、2025年10月18日(土)から12月14日(日)の期間に開催されます。この展覧会では、長坂氏がアートを通じて社会問題に向き合う様子や、希望を描いた作品が展示されます。また、観覧料の一部がガーナでの支援活動に充てられることで、アート鑑賞が直接社会貢献につながる意義も持っています。

展覧会の趣旨


本展は福井県出身の長坂氏にとって故郷で初めての美術館個展であり、北陸地方では初めての開催となります。この展覧会では、長坂氏のこれまでの創作活動を幅広く紹介し、彼の理念である「美術は人を救うためにある」というテーマを体感する貴重な機会です。

長坂氏は、環境問題や貧困といった課題に対してアートで取り組んでおり、本展では彼の活動を支援する一環として上野の森美術館に次ぐ規模の作品販売も行います。得られた資金は、ガーナでの教育や医療支援に使用されます。この活動を通じて、アートが持つ新たな役割や未来に向けた可能性を広め、持続可能な文化の創造につなげることが目指されています。

作家紹介


長坂真護(Nagasaka Mago)氏は福井県生まれの美術家で、2017年にはガーナのスラム街で人々と出会った経験をきっかけに、廃棄物を使った作品を発表し続けています。彼は、現地の人々の生活向上を目指す「サステナブル・キャピタリズム」を提唱、今や119名が働くMAGO MOTORS LTDも設立しました。アートを通じて人々の心に訴えかける作品を創り続け、多くの人々に感動を与えています。

展覧会の見所


1. ガーナのスラム街を再現したインスタレーション
室内展示では、ガーナのスラム街がリアルに再現され、来場者はその環境を体感しながら作品を鑑賞することができます。

2. 金津創作の森から得たインスピレーションを作品に反映
滞在制作で生まれた陶芸作品や廃ガラスを使用した新作も展示され、長坂氏がどのように自然からインスピレーションを受けたのかが示されます。

3. スラムのシンボル的存在の再制作
ガーナのアグボグブロシーで生まれた《Moon Tower》や《E-waste Tree》が、金津創作の森で再制作され、共同制作の成果として発表されます。特に《E-waste Tree》は、高さ5mの大型作品として屋外に展示され、参加者の協力を受けています。

主な展示作品


  • - 真実の湖 Can you hear me?
アグボグブロシーの湿地が廃棄物に覆われた様子を描いた作品で、中心には現地の子供の姿が描かれています。
  • - 真実の海
アパレルゴミを利用して新たなアートを生み出し、更にはその灰からダイヤモンドを製作した作品。
  • - 月シリーズ
長坂氏の平和に対する願いが込められた作品で、越前和紙を使用し、国際的なメッセージを伝えています。

展覧会の詳細


  • - 開催期間: 2025年10月18日(土)〜12月14日(日)
  • - 会場: 金津創作の森美術館 アートコア、野外美術館
  • - 料金: 一般300円、65歳以上および障がい者150円。高校生以下は無料。

この展覧会に参加することで、アートを通じた社会貢献の一端を感じることができるでしょう。長坂真護氏の情熱ある作品と、その背後にあるメッセージをぜひご覧ください。

関連イベント


  • - ギャラリートーク: 長坂氏が作品について解説するトークイベント(開催日: 10月18日)
  • - スペシャルトークイベント: GLAYのTERU氏との対話を通じてアートの意義について考えるイベント(開催日: 11月22日)

このように、多彩なプログラムが用意されており、訪れる人々にとって忘れがたい体験となることでしょう。


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会社情報

会社名
福井県あわら市
住所
福井県あわら市市姫三丁目1番1号
電話番号

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