環境意識を高める高校生たちの挑戦
2025年11月1日、愛知県名古屋市東区大曽根で「スポGOMI甲子園2025 愛知県大会」が開催される。このイベントは、一般社団法人海と日本プロジェクトが主催し、未来を担う高校生たちが環境問題に目を向けるきっかけとなることを目的としている。
スポGOMI甲子園とは?
「スポGOMI甲子園」という名は、「スポーツ」と「ごみ拾い」を掛け合わせたものだ。15歳から18歳の高校生が3人1組のチームを組み、60分間の競技時間内に、指定されたエリアでごみを拾う。その質と量によってポイントが与えられ、最も多くのポイントを獲得したチームが「高校生スポーツごみ拾い日本一!」に輝く。
この取り組みは2019年に始まり、年々参加する高校生の数が増えている。彼らがごみ拾いを通じて環境問題について学び、行動を起こす姿勢が重要視されている。
遂に名古屋での開催
今年の愛知県大会は、名古屋市東区の大曽根地域で開催され、三菱電機名古屋製作所を起点とする。開催にあたり、80年の歴史を持つこの地域で環境と平和について語り合うことを目指している。大会では、参加者全員に名古屋のプロバスケットボールチーム「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のオリジナルメモ帳が贈られるほか、優勝チームには全国大会への招待券がプレゼントされる。
ごみ拾いを競う新たなスタイル
参加者は独自のアイテムを持参することができ、創意工夫を凝らしたごみ拾い道具の制作が奨励されている。特に、環境に優しい素材を使用したり、便利さを考慮した設計が評価され、「オリジナルアイテム賞」のチャンスもある。
また、大会は単なる競技にとどまらず、ボランティア活動証明書の発行も行っており、環境意識の高い高校生をサポートする体制が整っている。
開催概要
- - 日時: 2025年11月1日(土) 10時00分〜12時40分 (受付開始 9時30分〜)
- - 会場: 三菱電機名古屋製作所周辺(名古屋市東区)
- - 参加費: 無料
このイベントは、参加申し込みが必要であり、10月24日までに専用の応募フォームから登録しなければならない。当日は、スポーツに適した服装で参加することが求められ、天候に応じて雨具を持参することが推奨されている。
総括
「スポGOMI甲子園2025 愛知県大会」は、高校生が自らの力で環境問題に取り組む姿を形にするイベントだ。彼らの活動を通じて、地域社会の環境意識が高まり、より持続可能な世界を目指す一歩となることを期待したい。高校生たちがこの機会を通して多くのことを学び、次世代に繋ぐ架け橋となることを願っている。