AI選果ライン新展開
2025-05-21 11:05:23

AI技術を駆使したブルーベリー選果ラインの新展開をFOOMAで披露

TOMRA FoodがFOOMA 2025で新たな選果技術を発表



2025年6月10日から13日、東京ビッグサイトにて開催される「国際食品工業展(FOOMA)」に、トムラソーティング株式会社のフード事業部(TOMRA Food)が出展します。展示される新技術に注目が集まっています。

AI機能搭載の選果ライン「KATO260+CURO」



TOMRA Foodが今回初めて導入するのは、AI機能を搭載したブルーベリーの選果・グレーディングライン「KATO260」と、パッキングマシン「CURO」です。KATO260には、AI技術の「LUCAiTM」が組み込まれており、ブルーベリー特有の不良品を正確に検出し、求められる品質基準を満たす選別が可能です。さらに、360°のマルチスペクトルイメージングカメラによって、果物の表面が傷つくことなく、高精度な選別を実現します。

CUROは、ブルーベリーやさくらんぼなどの小型果実向けの多機能パッキングマシンです。この機械は、さまざまなサイズのクラムシェルに対応しており、効率的な搬送と高速充填(最大160個/分)を実現しています。

FOOD加工向けの最新機種も展示



また、TOMRA 5B 800 COMPACTという新たなベルト式選別機も展示予定です。従来の機器よりもコンパクトな設計で、限られた設置面積に適し、衛生機能も向上しています。色彩を高精度で認識するこの機器は、さまざまな食品選別に対応し、収益の最大化を図ります。

さらに、TOMRA 5Cは冷凍野菜やナッツ類向けの選別機で、AIの機能により、異物除去や選別基準の設定を簡易化しています。これにより、カビやアレルゲンの除去も可能になりました。

スチームピーラーによる革命



TOMRAのスチームピーラー技術は、ポテト市場において年間150万トン以上を処理しており、歩留まり率の大幅な改善を実現しています。生産効率の最大化に貢献するこの技術は、参加者からも注目を集めています。

セミナーの開催



しかも、6月11日には、トムラソーティング株式会社のスティーブン・バン・ギール氏が「AIによる農業用選果システム」というテーマでセミナーを実施します。このセミナーでは、食品加工施設における選別プロセスの自動化についての最新情報が提供されます。

参加情報



FOOMA 2025にご興味のある方は、ぜひブース番号2G-37へお立ち寄りください。出展についての詳細は公式ウェブサイトを参照してみてください。参加は無料ですが、事前登録が必要です。これを機に、TOMRA Foodの先進的な食品選別技術を体験してみてはいかがでしょうか。

TOMRA Foodについて



東京都港区を本社とするTOMRA Foodは、センサー式選別機や統合ポストハーベスト・ソリューションを設計・製造しており、食品の安全性向上とロスの最小化を目指しています。詳細情報は公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
トムラソーティング株式会社フード事業部
住所
電話番号

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