新たな物流拠点「MCUD久喜II」が竣工
三菱商事都市開発株式会社が埼玉県久喜市に開発したマルチテナント型物流施設「MCUD久喜II」が、2024年12月9日に完成しました。この施設は「久喜IC」から約0.5kmという好立地に位置しており、周辺地域の物流ニーズに応える役割を果たします。
立地の特性
久喜市は医薬品や食品飲料、日用雑貨などの物流拠点として非常に需要が高いエリアです。「MCUD久喜II」は、特に首都圏及び北関東、さらには東北地域への配送拠点としての機能を持ち合わせています。近隣には広域幹線道路が整備されており、交通網が充実しているため、物流の効率化を図ることができるのが大きな特徴と言えるでしょう。
また、周囲には国道や県道があり、茨城県の古河市とも良好なアクセスが可能。これにより、物流事業者が多様なニーズに迅速に応じることが可能になります。
施設の機能
「MCUD久喜II」は、地上4階建ての構造を持ち、最大2つのテナントに分割して賃貸することができます。また、施設内には4基の垂直搬送機と4基の荷物用エレベーターを配置し、スムーズな移動と運用をサポートします。これにより、多様な業務形態に適した柔軟な利用が実現可能となります。施設全体の延床面積は約31,351.16m²に及び、倉庫としての機能も十分に備えています。
施設概要
- - 施設名称:MCUD久喜II
- - 所在地:埼玉県久喜市江面字東前谷340番1外
- - 交通アクセス:東北自動車道「久喜IC」から約0.5km、東北本線「久喜駅」から約1.9km
- - 敷地面積:約14,186.46m²(約4,291.40坪)
- - 構造・規模:鉄骨造地上4階建
- - 設計・施工:青木あすなろ建設株式会社
三菱商事都市開発について
三菱商事都市開発は「構想力と実現力で、都市の未来を育む。」というビジョンのもと、さまざまな不動産・都市開発プロジェクトを手掛けています。インダストリアル領域ではドライ物流倉庫や冷蔵庫、自動倉庫などの開発に力を注いでおり、リテール・エンターテインメント領域においても都心型商業施設や大型イベントの開催などを行っています。
今後も三菱商事グループの強みを生かし、お客様とともに新たな都市の可能性を切り開いていくことに注力していく方針です。
会社概要
- - 会社名:三菱商事都市開発株式会社
- - 所在地:東京都千代田区有楽町1丁目5番2号 東宝日比谷プロムナードビル7階
- - 代表取締役社長:森田 憲司
- - URL:三菱商事都市開発株式会社
MCUD久喜IIの竣工は、地域発展にも寄与する重要な一歩となることでしょう。今後の活用が期待されます。