バボラが新テニスラケットモデルを発表
世界的なラケットスポーツブランド、バボラが2025年1月から新製品のテニスラケットを発売することを発表しました。圧倒的なパワーを誇る「PURE DRIVE」シリーズと、エントリーモデルとして優れた性能を持つ「EVO DRIVE」シリーズ、さらにジュニア向けモデルがラインナップに加わり、合計で11モデルが登場します。
PURE DRIVE(ピュアドライブ)シリーズの進化
1994年に初めて登場し、以降30年以上にわたってテニスプレーヤーから支持され続けている「PURE DRIVE」。このシリーズは、数々のグランドスラムを制覇した選手たちによっても愛用されてきました。特に、1997年に使用したカルロス・モヤ選手は全豪オープンで準優勝し、翌年には全仏オープンでの勝利を収めました。
新しい「PURE DRIVE」シリーズでは、男性にも女性にもなじみやすいメタリックブルーのデザインに変更され、テクノロジーの改良によって振動吸収性やフィーリングも向上しています。これにより、プレイヤーはより高いパフォーマンスを引き出すことができます。主な搭載技術には以下があります:
- - NF2 TECH 2.0: 天然素材を使用し、振動を最適化。
- - FSI POWER: ストリングパターンの改良により、パワーを引き出す。
- - HTR SYSTEM: インパクト時のねじれを防ぎ、ブレない安定感。
- - ELLIPTIC FRAME: 強靭さを生み出す楕円形状フレーム。
- - WOOFER SYSTEM: ボールとストリングの接触時間を延ばし、パワーを向上。
エントリーモデル「EVO DRIVE」シリーズ
「EVO DRIVE」シリーズは、テクノロジーを「PURE DRIVE」から継承しつつ、新たに「エアハンドルタッチ」を追加。やわらかい握り心地で、価格を抑えながらもしっかりとした性能を持つため、カジュアルプレーヤーや初心者にも最適です。
ジュニア向けモデル
ジュニア向けシリーズも充実しています。「PURE DRIVE」と「EVO DRIVE」の技術を継承し、子どもたちの成長に合わせたラインナップが提供されます。これにより、若いプレーヤーたちも自分の成長を感じながらプレイすることが可能になります。
バボラの歴史と今後の展望
バボラは1875年にフランスのリヨンで設立され、今年で創業150年を迎えます。歴史あるブランドとして、テニスはもちろんバドミントンやパデル用品など多岐にわたり製品展開を行っています。数多くのプロアスリートがバボラの製品を使用し、世界各国で広がるパートナーシップによって、スポーツ界における地位を確立しています。
新製品の詳細やバボラについては、公式サイトをご覧ください:
バボラ公式サイト
これからもバボラが進化し続ける中で、新しいテニスの魅力を引き出していくことを楽しみにしています。