新たな時代を切り拓くプロジェクト「Gaidai Spirit」
神戸市外国語大学(KCUFS)がこの度、外務省と手を組み、新しいプロジェクト「Gaidai Spirit: From KCUFS to MOFA」を始動しました。この取り組みは、外務省で働く卒業生たちと在校生が密接に連携し、外交に関する知見を深めるものです。このプロジェクトは単なる講演会に留まらず、年間を通じて継続的に行われ、教育機関としての役割を果たすことを目指しています。
プロジェクトの目的と内容
「Gaidai Spirit」は、神戸市外大の学生が外交に関する専門知識を広げ、将来のキャリア形成に資する機会を提供することを目的としています。また、外務省とのコラボレーションを通じて、産官学の連携を強化することも重要な課題です。
教育連携
初回は2024年10月11日に外務省の岡野正敬事務次官を講師に迎え、「外交への招待状」と題した講演会が行われました。
特定の国や地域に焦点を当てた授業も予定されており、12月2日には「外交講座」が開催されます。
グローバル人材を育成するための研修プログラムも準備しています。
キャリア支援
外務省の卒業生たちとの座談会を設け、キャリア形成に関する情報を直接得ることができます。
外務省の職員から具体的な業務に関する説明を受ける機会も設けられています。
キックオフイベントの概要
プロジェクトの始まりを祝う記念講演会は、2024年10月11日に開かれ、外務省の岡野事務次官が登壇しました。約300名の学生や教職員が参加し、外交の重要性や外交官の役割について詳細な講演を行い、その後のフリートークでは学生たちとの意見交流がなされました。
講演内容と学生との対話
講演では、岡野事務次官が37年の外務省での経験を基に、どのようなスキルが外交官に求められるのか、外交交渉での「語学力+α」の重要性について詳しく説明しました。続くフリートークでは、学生たちが自由に質問し、外交に携わるにあたっての成功と失敗についてリアルな話を聞くことができました。
学生の反応
参加した学生の声には、外交官の仕事に対する不安が軽減されたり、挑戦してみたいという強い意欲が見られる内容が多くありました。特に岡野事務次官のアプローチやコミュニケーションスキルに感銘を受けた学生も多く、今後のキャリア選択に良い影響を与えることが期待されています。
まとめ
「Gaidai Spirit: From KCUFS to MOFA」は、単なる学びの場を超え、神戸市外大の学生と外務省の卒業生が互いに影響し合い、新しい価値を創造する素晴らしい取り組みです。このプロジェクトが多くの学生にとっての「外交への招待状」となることを願っています。今後の展開にも注目です。
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