Wiferionが国際物流総合展2025に出展
2025年9月10日から12日にかけて、東京ビッグサイトで開催された「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に、ドイツのPULSの事業部門であるWiferionが出展しました。本展示会への参加は、日本市場へ本格的に進出する意欲を示す重要な機会となりました。本イベントでは、国内物流業界の専門家やリーダーたちから注目を集め、特にワイヤレス充電技術に対する関心が高まりました。
効率的な物流を支える技術
Wiferionのブースでは、自律走行搬送車(AGV)や自律移動ロボット(AMR)向けの最新ワイヤレス充電システムのデモンストレーションが行われ、来場者からの反響を呼びました。展示された製品には、3kWの「etaLINK3000」や新たに投入された1.25kWの「CW1000」などが含まれ、これらは充電を中断せずにスムーズな運用を実現する方式です。これにより、日本の物流業界が直面する人手不足に対する実用的な解決策が提示されました。
物流業界の課題と未来へのビジョン
特に注目されたのは、Wiferionが持つ長期的なビジョンであり、国際物流総合展で得たパートナーシップやフィードバックは、その取り組みの評価を裏付けるものです。代表取締役社長の森川博は、日本の物流業界が高齢化と人手不足という課題に直面していることに触れ、自動化や革新技術導入の必要性を強調しています。競争が激化する市場の中で、Wiferionのソリューションやパートナーとの連携が、日本の物流産業の持続的な発展と競争力向上の支えになると確信を示しました。
今後の展開と感謝の意
多くの好意的なコメントや新しいパートナーの結成、日本のインテグレーターやOEMからの高い関心を受け、Wiferionは今後も国内における展開およびサービス体制の強化に力を入れる意向です。Wiferionの革新的な技術は、現場の生産性向上と運用の最適化に大いに貢献することが期待されています。
Wiferionについて
Wiferionは、ドイツのPULS社が提供するモバイルロボット向けのワイヤレス充電システムを展開しており、特に自律走行搬送車やフォークリフトに向けた製品が注目されています。技術革新によりダウンタイムを解消し、フリート効率を最大32%向上させる充電システムを提供しており、業界の新たな基準を確立しています。
PULSは、チェコ、中国、ドイツに工場を持ち、高効率で信頼性の高い製品を生み出し続けています。1980年に設立され、現在は世界中に約1,700名の従業員を抱えるグローバル企業へと成長しています。