最近、Earth hacks株式会社と大丸有まちづくり協議会が、持続可能性をテーマにしたコンテンツ連携協定を結びました。この協定は、生活者の声を基に、脱炭素関連の商品やサービス、ビジネスモデルの開発を目指すものです。特に注目すべきは、Z世代の学生と地域企業が協力しながら、持続可能な社会の実現に向けたビジネスを共創するプロジェクト「大丸有みらいチャレンジ」です。
目的と背景
大丸有まちづくり協議会は、1988年に設立され、地域の持続的な発展に向けた取り組みを続けてきました。行政や地域団体と連携し、まちづくりを推進してきた同協議会が、Earth hacksとの協働を決定した背景には、脱炭素社会に向けた具体的なビジネスの創出があります。一方、Earth hacksは、Z世代と連携して社会課題の解決を目指す「デカボチャレンジ」というコンテストを運営し、多くの新事業アイデアを生み出しています。
今回の協定により、大丸有地区内での新たな事業創出が加速されることが期待されています。この活動は、学生たちが企業の持続可能性に関する課題に対する解決案を提案するものであり、社会実装を目指しています。
「大丸有みらいチャレンジ」概要
「大丸有みらいチャレンジ」は、Earth hacksの過去の成功事例を活用して、大丸有地区専用に展開されるコンテストです。この企画には、2026年から2029年に卒業する大学生・大学院生が参加対象となり、持続可能性に関連する課題に対し、企業の担当者と共にアイデアを練り上げ、実現可能なソリューションを提案します。
コンテストは2025年12月に開催され、決勝戦はシンポジウム「FACE2025」の中で行われます。このシンポジウムは、多様な価値観を持つ人々が直接対話し、都市の課題に挑む場として注目されています。
企業の参加を募集中
現在、大丸有地区での持続可能な事業共創に関心のある企業を募集中です。参加を希望する企業は、Earth hacksの和田氏に問い合わせることができます。
まとめ
Earth hacksと大丸有まちづくり協議会の連携は、地元企業とZ世代の学生が共に持続可能な社会の実現に向けて新たな道を切り開く重要なステップです。この取り組みがもたらす未来に期待が寄せられています。両者の強みを生かした「大丸有みらいチャレンジ」に、多くの関心が集まることは間違いありません。