広島に新たな認知症グループホーム「愛の家」がオープン
2024年10月1日、広島市に新たに6つの認知症高齢者グループホーム「愛の家」がリニューアルオープンしました。これらの施設は、メディカル・ケア・サービス株式会社によるもので、地域の高齢者支援に対する新たな取り組みとして注目を集めています。
事業譲受の背景
メディカル・ケア・サービス株式会社は、広島県内での介護事業の拡大を目指して、株式会社ひょうまが運営していたグループホーム6事業所の営業権を譲り受けました。これにより、広島県における「愛の家」の施設数は合計で10ヵ所となり、地域での介護支援を強化することが期待されます。
施設概要とサービス内容
各グループホームは、認知症対応型共同生活介護を提供しており、定員は18名です。月額利用料金は128,100円(介護保険自己負担分を除く)で、これには家賃、管理費、食事代が含まれています。具体的な施設情報は以下の通りです:
1.
愛の家グループホーム広島牛田新町(旧名称:グループホームひなたぼっこ・牛田新町)
東区牛田新町三丁目に位置し、鉄骨造3階建の施設です。
2.
愛の家グループホーム広島大町(旧名称:グループホームひなたぼっこ・大町)
安佐南区大町東三丁目のハートランド大町1階に、鉄筋コンクリート造6階建で開設。
3.
愛の家グループホーム広島亀山(旧名称:グループホームひなたぼっこ・亀山)
安佐北区亀山にある平屋建の施設で、温かみのある居住空間を提供。
4.
愛の家グループホーム広島高陽(旧名称:グループホームひなたぼっこ・高陽)
安佐北区落合南七丁目に位置する、平屋建の施設。
5.
愛の家グループホーム広島東原(旧名称:グループホームひなたぼっこ・東原)
安佐南区東原にある平屋建の住宅。
6.
愛の家グループホーム広島八木(旧名称:グループホームひなたぼっこ・八木)
安佐南区八木に位置し、2階建ての施設です。
利用者への思い
メディカル・ケア・サービス株式会社は、利用者が自分らしく生活できるよう、パートナーとして寄り添ったサポートを提供していくとしています。これにより、認知症を抱える高齢者が地域社会で自立した生活を送るための環境を整え、支えていくことがミッションです。
企業の成り立ちとビジョン
メディカル・ケア・サービスは1999年に創業し、全国に350以上の介護事業所を展開しています。どの施設も、認知症高齢者の方々が予定にあわせた生活ができるように、個々のニーズに応じたサービスを提供しています。「認知症を超える。」をブランドメッセージに掲げ、高齢者が自分らしく当たり前に生活できる社会を目指しています。
このように、新たにオープンした「愛の家」グループホームは、地域のニーズに応える重要な施設として期待されており、今後の更なる発展が楽しみです。