日本企業とサウジ市場の架け橋、「Saudi-Japan Rise」が始動

日本企業とサウジ市場の架け橋、「Saudi-Japan Rise」が始動



近年、日本のテクノロジー企業が新たな市場を求めて海外進出を加速させています。そんな中、リンクタイズグループが運営するForbes JAPANとSBI Middle Eastは、日本の中小企業やスタートアップがサウジアラビアへ進出するための新しい取り組み「Saudi-Japan Rise」を開始することを発表しました。この連携は、サウジアラビア市場へのアクセスを開くための重要なステップとなります。

「Saudi-Japan Rise」は、サウジアラビアの「Vision 2030」と密接に関連しています。この国家ビジョンは、経済の多様化や変革を目指し、医療やバイオテクノロジー、人工知能、再生可能エネルギー、アグリテック、デジタルインフラなど、さまざまな分野での新しい機会を提示しています。特に、サウジアラビアはこれらの分野での革新的な技術を強く求めているため、日本企業にとっての大きなチャンスと言えるでしょう。

この取り組みでは、SBI Middle Eastが持つ市場参入戦略やM&A(合併・買収)支援、IPO(新規株式公開)支援の専門知識が非常に重要な役割を果たします。さらに、リンクタイズグループが有するForbes JAPANのネットワークを活用し、日本企業の効率的な進出をサポートします。特に、国内での重要なハブとしての役割を果たし、M&Aを手掛ける企業や他のパートナー企業との連携を通じて、さまざまな支援を展開することが期待されます。

加えて、SBI Middle EastはBIM Venturesと提携して「Saudi-Japan Growth Fund」を設立します。このファンドは、サウジアラビアにおける産業革新を促進し、日本企業に新たなビジネス機会を提供することを目的としています。投資を通じて、サウジアラビアの経済構造を向上させることにも貢献します。

この三者連携によって生まれる「ワンストップ・ハイウェイ」は、日本企業がサウジ市場に円滑に参入し、現地でのビジネス展開を実現するための重要なツールとなるでしょう。両国間の経済的なつながりを強化し、共に成長を促進することが目指されています。

エグゼクティブコメント



シラン・ディアス氏 (SBI Middle East CEO)


「この戦略的パートナーシップは、サウジアラビアと日本の革新的なエコシステムを結びつける重要な第一歩です。日本の中小企業の進出を支援することで、両国間の経済的シナジーを強化し、持続可能な成長を実現したいと考えています。」

角田 勇太郎氏 (リンクタイズホールディングス株式会社 代表取締役社長)


「今回の提携は、日本がその優れた技術を世界で展開するための重要な一歩です。特にサウジアラビアという成長市場で日本のビジネスが活躍する機会を提供し、日本経済の活性化にもつながると期待しています。」

ラヤン・アルシャリフ氏 (BIM Ventures CEO)


「このプロジェクトを通じて、日本企業の革新的なアプローチをサウジアラビアに取り入れることで、地元の産業や技術の発展に寄与する基盤を設築していきたいと考えています。」

これらの連携を通して、日本とサウジアラビアの経済的なつながりが深まることが期待されています。

会社情報

会社名
リンクタイズ株式会社
住所
東京都港区東麻布1-9-15 東麻布一丁目ビル2F
電話番号
050-1745-9033

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。