トラスコ中山が新たな物流拠点を設置
機械工具の卸売りを手掛けるトラスコ中山株式会社は、2026年8月24日に新潟県三条市に「HC東日本物流センター」の稼働を開始することを発表しました。この新拠点は、ホームセンタールート向けの商品出荷を主な役割とし、同社の物流ネットワークにおいて重要な位置を占めることになります。
トラスコ中山の物流戦略
トラスコ中山は、モノづくりの現場に必要なプロツールや副資材を「必要な時」に「必要なモノ」を「必要なだけ」届けることを企業の使命としています。そのために、全国の物流センターには約63万アイテムの在庫を備え、顧客の副資材調達の利便性を高める努力を続けています。
新たに稼働する「HC東日本物流センター」は、すでに存在する「HC東日本物流センター」の役割を引き継ぎ、名称を「プラネット新潟」と改めて更なる機能強化を図ります。このセンターは、愛知県北名古屋市の「プラネット愛知」に続く30か所目の物流センターとなります。
移転による期待
既存の「HC東日本物流センター」は、近年の売上増加に伴い在庫保管・出荷能力が限界に達しつつありました。そこで、移転を決定。新しいセンターでは、ホームセンターをはじめとする多様な顧客のニーズに柔軟に対応できるよう、物流保管能力や出荷体制を強化します。
ホームセンターから寄せられる「ストアブランド商品の在庫化」や「店舗ごとに仕分けて納品してほしい」といった要望に対して、より効率的かつダイレクトに応えるための体制を整えています。これにより、ユーザーにとってさらに魅力的なサービスを提供することが可能と考えています。
海外商品と危険物対応
この物流センターは、海外メーカー商品のストック機能も担います。現在、トラスコ中山はタイ、アメリカ、ドイツ、台湾、香港の5つの国・地域から仕入れを行っており、海外一流メーカー商品の取扱いを増やしています。この新たなセンターを日本海側の陸揚げ拠点として利用し、積極的に輸入商品を集約し、全国に供給していく計画です。
また、危険物に該当する商品(塗料や接着剤、オイルなど)を安全に保管するための倉庫も完備し、多様な商品の取り扱いを可能にします。これにより、危険物の取扱量を増やし、安定供給に繋がる取り組みを強化していく方針です。
HC東日本物流センターの革新
新たに設立される「HC東日本物流センター」は、トラスコ中山の物流戦略の成長を大きく後押しする役割を果たします。効率的な流通システムと高いサービスレベルを実現し、顧客に対し最速・最短・最良な納品を目指します。企業全体の生産性向上を更に促進し、新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待されています。
トラスコ中山は、顧客のニーズを第一に考え、常に進化し続ける企業であることを強く印象づける新拠点の開設に胸を張っています。