東日本大震災からの記憶を次世代に
2026年3月14日(土)、東京都足立区にて、東日本大震災の経験がない世代に向けた記憶を伝える特別なイベントが開催されます。
主催は、生活協同組合のパルシステム東京。震災の記憶と教訓を次世代に伝えるとともに、被災地への寄り添いの大切さを考えさせる機会として、足立センターで行います。
異なる視点からの学び
イベントの中で特に目を引くのは、保育所「ぱる★キッズ足立」のスタッフによる絵本の読み聞かせです。この絵本には、震災後に被災地に設置された「今はいない人」と話せる電話ボックスを模した話が込められています。子どもたちは、様々な悲しみや復興への希望を物語を通して受け取ります。
また、被災地NGO恊働センターの増島智子さんを講師に迎え、能登半島地震に関する活動が紹介されます。増島さんは、被災者を支える様々な取り組みをオンライン中継で伝え、参加者に寄り添う姿勢を示します。
子どもたちの手仕事
さらに、参加者はワークショップで「まけないぞう」の制作を体験します。この活動は、阪神淡路大震災を機に始まったもので、被災者が全国から寄付されたタオルを用いて作成したゾウの形の壁掛けです。この作品は、製品の一部が被災者の収入につながるよう工夫されています。
増島さんは、被災者の心に寄り添った経験を生かしながら、参加者家族に「まけないぞう」の作り方を教えます。これは、コミュニティや職を失った方々が手を共同して作り上げたもので、支え合う大切さを再認識させる体験となるでしょう。
開催概要
この「親子でつなぐ3.11」イベントは以下の要項で行われます。
- - 日付: 2026年3月14日(土)
- - 時間: 10時~12時
- - 場所: パルシステム東京足立センター(東京都足立区中央本町4-3-7)
- - アクセス: 東武伊勢崎線「梅島駅」から徒歩15分、または北千住駅西口から都バス北47系統「足立区役所前」下車徒歩2分
- - 参加: 小学生以上の子ども20名とその家族
震災から15年が経過し、記憶が薄れていく中で、次世代にその教訓を伝えることの意義はますます重要です。参加を通じて、家族で被災地へ思いを寄せ、人々とのつながりを深める貴重な機会となることが期待されます。
さらなる取り組み
パルシステム東京では、今後も大規模災害に遭遇した地域への支援を続けていきます。被災者の方々と共に、地域の組織との協力を深めつつ、人と人とのつながりを大切にしていく姿勢を持ち続けます。被災地NGO恊働センターとの協力のもと、具体的な支援活動も行い、私たちにできることを常に模索していくでしょう。地域の支援活動は、ただの義務ではなく、共感と連帯の表れです。
今回のイベントをきっかけとして、さらに多くの人々が震災の記憶を大切にし、地域とつながる機会を見つけることを願っています。