混沌の時代を生きるための知恵が詰まった一冊
2025年9月9日、辰巳出版より新刊『これからの時代を生き抜くための民俗学入門』が登場します。この本は、混沌とした現代社会を生き抜くための知恵とインスピレーションを、民俗学の視点から提供する一冊です。
民俗学の魅力と重要性
近年、文化人類学が広く注目を集める中で、民俗学も再評価されています。特にこの新刊では、一般読者にも分かりやすいように丁寧に解説される内容が魅力です。民俗学の教えを通じて、私たちの文化や価値観を見つめ直すことで、日常生活の中での気づきや発見が得られることでしょう。
本書の著者、島村恭則教授は、関西学院大学の社会学部長でもあり、世界民俗学研究センターのセンター長を務める専門家です。彼の見解によると、民俗学は「些細なものに価値を見出す学問」であり、それが今の時代においてこそ重要だと言えます。
本書の構成と内容
本書は、以下のような章立てで構成されています。
1.
民俗学とは何か
この章では、民俗学の定義や特徴について深掘りしていきます。どのようにして民俗が私たちの生活に影響を与えているのか、その魅力を探ります。
2.
「霊的なもの」に学ぶ
正のエネルギーや霊魂、死と再生といったテーマに触れ、霊的な視点から私たちの生活の意味を考えます。
3.
「ことば」で謎を解く
民俗語彙や地域の方言、口承文芸について紹介し、言語がもたらす文化の豊かさについて学びます。
4.
「生」のリアリティと向き合う
「生きる方法」から学び、人々の生に向き合うことの重要性を説きます。どのように現代社会と向き合うか、ヒントが得られるでしょう。
5.
民俗学の聖地を歩く
民俗学の発祥の地を巡り、回遊の概念を通じて新たな発見を促します。
本書では、民俗学が持つ力を最大限に引き出し、幅広い読者に向けたメッセージを届けています。島村教授は「回遊」を通じて様々な空間や時間を生きることの大切さを語ります。その中に、これからの時代を生き抜くためのヒントが隠されていると信じています。
まとめ
『これからの時代を生き抜くための民俗学入門』は、現代の私たちが直面する課題に対する新たな視点を提供する重要な書籍です。興味を持たれた方は、ぜひ手に取ってみてください。あなたの価値観が広がるかもしれません。
商品情報
- - タイトル: これからの時代を生き抜くための民俗学入門
- - 出版社: 辰巳出版
- - 体裁: 四六判/256ページ
- - 定価: 1,760円(税抜1,600円)
- - ISBN: 978-4-7778-3197-5
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