名古屋で行われるメンタルヘルス支援イベント
2026年2月23日、名古屋市にて新たな取り組みとして「周産期メンタルヘルス支援を考える1DAY」プログラムが開催されます。このイベントは、妊娠や出産に関わる専門職を対象としたもので、メンタルヘルスの支援の質を向上させることを目的としています。主催はエイトカラーズ合同会社であり、地域の周産期支援に携わる専門家たちが参加します。
メンタルヘルス支援の現状
問題の根本には、支援の「量」に比べて「質」が問われています。多くの支援があるにもかかわらず、「相談できなかった」「本音が話せなかった」との声は依然として多く聞かれます。これを踏まえ、支援者と親子との関係性の重要性が指摘されています。エイトカラーズは5年間、訪問看護を通じてこの問題に取り組んできました。
イベントの背景
2020年から、精神疾患を抱えた母親とその子どもを対象に訪問看護を行う中で支援の質の向上が求められていることを実感しました。実際、多くの家庭が制度的な支援に頼りきりになり、その中で安心して話せる場が不足している状況が続いています。そのため、エイトカラーズは本イベントを通じて、支援者が同じ目線で語り合う場を作ります。
プログラムの概要
イベントは午前と午後に分けられ、親子を支えるための体験型ワークショップとシンポジウムが行われます。
午前の部: 体験型ワークショップ(10:00〜12:00)
このセッションでは、音楽を通じて表現する方法を学ぶことができます。参加者は「安心して話せる場」を体験し、自身の支援活動に活かせる気づきを持ち帰ることができます。講師には、音楽療法士の長江朱夏氏とEDUCAMP代表の曽雌竜太氏を招き、深い体験を提供します。
午後の部: シンポジウム(13:00〜15:00)
午後のセッションでは、「周産期の家族のこころのケアと産後ケア」というテーマで、精神科医や臨床心理士、助産師らがそれぞれの専門分野から見える課題と実践方法を共有します。このディスカッションは、実際に支援を行う専門職にとって非常に有益な情報の交換の場となります。
参加方法
このイベントは専門職を対象としており、定員は150名です。午前または午後のみの参加は2,000円、1日参加の場合は3,500円でお弁当付きとなっています。契約企業からのお弁当の提供もあり、参加者同士の交流の時間も設けています。
主催者のメッセージ
エイトカラーズの代表、増田雄太氏は「支援者同士が安心してつながる場を作ることが、結果的に家族を支える力になる」と述べています。このイベントを通じて、質の高い支援を目指し、より多くの家庭が支援を受けることができるようになることを期待しています。
概要
- - イベント名: 周産期メンタルヘルス支援を考える1DAY
- - 日時: 2026年2月23日(月・祝)10:00〜15:00
- - 会場: ウインクあいち 1001号室(名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
- - 対象: 周産期支援に関わる専門職(助産師・看護師・医師等)
- - 主催: エイトカラーズ合同会社
会社概要
エイトカラーズは名古屋を拠点とし、周産期メンタルヘルス領域で訪問看護を提供しています。事業開始以来、多くの親子に訪問看護を届けてきました。支援の質を向上させるために、今後も様々な取り組みを続けていく予定です。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。